あまやどりの宿 雨情草庵

完全はなれ仕様の各棟に付帯する温泉露天風呂 木漏れ日に包まれるデイタイム、満天の星が降るような夜 お好きな時にお好きなだけ名湯をお愉しみいただける 屋根がついているので、雨を眺めながらの温泉も風情があっていいものだ
京丹後の雨の恵みに心なごむ
風情溢れるはなれ宿
さっきまで晴れていた空から、にわかに雨つぶが落ちてくる…。日本海に面した京丹後市は、天気が変わりやすく雨の多い土地。ご紹介する〈あまやどりの宿 雨情草庵〉は、にわか雨に降られて走りこんだ軒先のような、そっと傘をさしかけてくれた見知らぬ人のやさしさのような、そんなどこかしら懐かしい原風景を思い出させてくれる、大人のためのはなれの宿だ。
旅人をお迎えするのは、約150年前の希少な古材で建てられた特別棟「宗家」を含む、しっとりとした風情溢れる6棟のはなれ。いずれの棟も、上品でモダンな和室にベッドルーム、リビングルーム、そして、デッキテラス付き温泉露天風呂とシャワールームを備え、視線の先に広がる京丹後の瑞々しい四季が心にしみる。
温泉は、部屋付き露天風呂以外にも、竹林を望む「流風」と、内湯に露天風呂、ジャグジーを備えた「風光」の大浴場を男女入れ替えでご利用いただけるほか、内湯と露天風呂を備えた貸し切り風呂が2か所。全6棟に対して実に贅沢な仕様となっており、肌がしっとりつやめく美人の湯「夕日ケ浦温泉」の名湯で、日ごろの疲れをゆっくりと癒していただける。
お食事は、夕食、朝食ともに完全個室のお食事処「天津水」にて気兼ねなく。旅の食卓を埋め尽くす夕餉は、丹後但馬の山海の幸を贅沢に用いた海の京懐石。圧巻の前菜9品より食事が始まり、冬場は地元で水揚げされた松葉ガニ料理も供される。ぐっすりとお休みになった翌朝の滋味溢れる朝食も、旅の佳き想い出となってくれることだろう。
雨の恵みを知る土地・京丹後だからこそのおもてなし。雨の旅もいいものだ…。そんな心持ちにさせてくれる、静かで風雅な時間を大切な方とごゆるりと。

リビングには京丹後の森を眺めるように椅子が配置されている 携帯電話は脇に置いて、会話を交わしたくなるような静かな時間がゆっくりと流れていく リビングの先にはデッキチェアーを配したテラスが広がる

雨情草庵に泊まる愉しみの一つが、丹後但馬の美味共演・海の京懐石 器にもこだわり、四季の風情を感じさせる盛り付けも目を喜ばせてくれる

11月から3月限定の蟹料理

山門の内側には、大人のための上質な空間が広がって、いつでも「おかえりなさい」と迎えてくれる

約150年前の古材を用い、日本の原風景を思い起こさせる風情漂う特別棟 宗家のリビング 高い天井を見上げると、その歴史が実感できる
店舗情報
あまやどりの宿 雨情草庵
住所 | 京都府京丹後市網野町木津247 |
電話番号 | 0772-74-9009(佳松苑内) |
宿泊料金 | 2名様の場合 1名様 43,000円〜 (1泊2食付き、サービス料込み、消費税・入湯税別) |
ホームページ | https://www.ama-yadori.com/index.html |