ふらんす料理 オステルリーラベイ

ふらんす料理
オステルリーラベイ

ご予約いただいてからその日に相応しい料理を
シェフが全て1人で準備するフレンチの名店

　ご紹介するのは、神田川が隅田川と合流する柳橋や両国橋からほど近くに建つビルの地階。知らなければ通り過ぎてしまう隠れ家のような店、〈ふらんす料理 オステルリーラベイ〉。

　オーナーシェフの冨山家永氏は、沖縄で生まれ育ち、フランス料理を学ぶために本場フランスで研鑽を積んだ料理人。南フランスの2つ星の高級店「ラ ボンヌ オーベルジュ」や、魚料理専門店の「ル ピラート」ではシェフソシエを務め、パリ3つ星の「タイユヴァン」や「アラン レイエ」ではポアソニエールとアントルメのセクションシェフを任された。また、尊敬する料理人Christian Plumail氏の下では、フランス料理の技術や素材の使い方と、南フランスの古典料理を現代風にアレンジする料理を学び、シェフドパルティを任されていた。

　店は1日3組までの完全予約制。メニューはご予約時にシチュエーションや食材のアレルギー・苦手なものを伺った上で、その日・その場面に相応しい料理を冨山シェフが時間をかけて全て1人で準備するおまかせコース。旬の食材を使う他に、出身地沖縄の方言で“ぬちぐすい（ぬち＝命・ぐすい＝薬）”と言われる体に良いとされる沖縄の食材を随所に取り入れながら、フランスで学び培った知識と技を使い、心を込めて一皿一皿を仕上げてゆく。食器にもこだわり、ガラス製の器に盛り付けられた料理はまるでアートのような繊細さと美しさがあり、食べてしまうのが惜しくなるほど。

　“人”に“良い”と書いて“食”という字が表わすように、“食べる”ということへの大切さと温かさを感じていただき、訪れたその日が大切な記念日になりますようにとの感謝の心を込めて、丁寧に料理に向き合う。

　店には冨山シェフとサービスを担当する奥様の2人だけ。本格的なフランス料理店であるが、肩肘を張らずにリラックスしてゆっくりと料理を愉しんでいただける。あなたも大切な人を伴って、ぜひご予約を。

店舗情報