ほほえみの空湯舟 つるや

全館畳敷き&ユニバーサル仕様
日本旅館の良さと快適さが同居する安らぎの湯宿
〈ほほえみの空湯舟 つるや〉の前身は、山形県内でも有数の温泉地・天童温泉で大正期に創業の老舗の湯宿。屋号は、“田舎に帰ってくる様な安らぎと、何度訪れても愉しめる創作料理。まるで空に浮かぶ湯舟に入っているかの如く、温泉でゆったりとお寛ぎいただきたい”との想いから。
リニューアルの際に大前提となったのは、旅館は日本の伝統文化の集大成という考えだ。平屋建てを基本とした建物は日本庭園を囲む造りとなっていて、玄関から通路、客室、大浴場に至るまで、館内は全館畳敷きに。国内外のツーリストに日本文化の非日常を味わっていただけるようにと、日本人の暮らしからどんどん失われていく畳を多用し、和の設えにこだわっている。車椅子の方でも安心してご利用いただける様にとユニバーサル化にも注力しているが、転倒のリスクとなるスリッパを履かずに素足でお寛ぎいただける点も、畳敷きのメリットと言えるだろう。
旅のスタイルに合わせてお選びいただける客室は、一客一亭の気配りが行き届く22室に留め、お客様に寄り添いながらほど良い距離感のおもてなしをご提供。22室のうち8室は天童の湯の名湯が湯船を満たす源泉かけ流しの露天風呂を備え、24時間お好きなだけプライベートな湯あみをご存分に。令和4年にリニューアルされた大浴場も素晴らしく、温泉街の温泉施設と合わせて湯めぐりを愉しむ温泉ファンも数多い。
また、山形の季節の素材と天然調味料で仕立てた夕朝食は、心身ともに元気になっていただきたいとの願いを込めて丁寧に。薄すぎず濃すぎずといった味付けの塩梅が絶妙で、滋味あふれるその味わいに、思わず笑みが浮かぶこと請け合いだ。
同館を拠点に天童温泉の散策を楽しむのもよし、中庭を囲む至るところに配された地元の名産品「天童木工」の椅子に腰を下ろして、手入れの行き届いた日本庭園を愛でるひと時も良いものだ。
ご高齢の方にはどこかしら懐かしく、若い世代の方には新しい—。名湯とおいしい食事、畳で過ごすおだやかな時間を是非一度。





店舗情報
ほほえみの空湯舟 つるや
住所 | 山形県天童市鎌田本町2-5-14 |
電話番号 | 023-654-2051 |
宿泊料金 | 2名様の場合、1名様 スタンダード 19,950円~ 露天風呂付客室 33,150円~ (平日1泊2食付き・税サ込) |
定休日 | 年間60日休館(第1、第3月・火・水曜日多し) |
ホームページ | https://www.tsuruya-h.co.jp/ |