コースはなだらかな丘陵という自然の地形を活かし、その魅力を最大限に引き出すという思想で設計されている。ロング･ディスタンス、ワイド･フェアウェイ、フラットなコースレイアウト等、飛距離で攻めるプレーヤーもビギナーも愉しめるバランスの良い設計に配慮され、基本的に左バンカーを配置して、スライス系のプレイヤーにやさしいコースとなっている。また、随所に池を配置するなど、ホールごとに表情を変える多彩なコースで、ホールアウトまで飽きることなくプレーできる
名物ホールは、コースの中で最も長いストレートなミドルホールの「14番ホール」。セカンド地点に行くと、グリーン手前に大きな池が広がり、奥に森が包み込むよう囲っている。水面に映りこんだ風景の美しさの裏には罠が待ち構えているので、集中力を切らさないことが重要だ
332ヤードと距離は短いが、右ドッグレッグ、その右側を池が平行して走る「5番ホール」。やや遠回りながら左から攻めていくか、攻略ルートの選択が重要なテーマとなり、距離によってはグリーン手前のバンカーも効いてくるので要注意
ティーショットはやや打ち下ろしで、ストレートだが、フェアウェイをクリークが斜めに横切る「9番ホール」。クリークさえ越えれば、サードショット地点のライは打ちやすくなっているので、正面のクラブハウスに向かって、思いきって打っていきたい
フェアウェイを広くとったストレートなミドルホールの「1番ホール」は、フェアウェイサイドで微妙な弧を描くマウンド以外はハザードも少ないが、セカンドショット地点からは、左側の池が緊張感を与えてくるので気を引き締めて臨みたい
開放的な中にも気品を漂わせたロビーがプレーヤーを迎える。シンプルな空間を一面に敷き詰めた重厚感あふれる絨毯がより一層美しく引き立てる