丸章工業

写真は「四神シリーズ」の「朱雀」 ペティ150ミリ、三徳180ミリ、牛刀210ミリ、切付230ミリが揃いシリアルナンバー入り ハンドルには新素材アクリルを使用 ブレードには、有色ダマスカスを用い、芯金は青紙 桐製の収納ケース入りで、別売の鞘のご用意もある贅沢な仕様だ
テクノロジーとヒューマンの融合で
個性豊かな刃物製品を創造
鎌倉時代の刀鍛冶を始まりに、刃物に適した焼刃土、長良川の豊かな水によって、刃物の町として700有余年の歴史を重ねてきた関市には、現在も国内外から高い評価を受ける刃物製造会社や工房が数多く存在している。
ご紹介する〈丸章工業〉は、創業50年以上という関市においてはまだ若い企業でありながら、昭和40年後半に製造が始まった高級鋏の「SILKY」、“ハイテク機械と職人による手加工”をコンセプトに製造される高級ポケットナイフの「MCUSTA」といった名ブランドを次々と産み、今日では定番となったフッ素コーティング鋏も、約30年前に同社が開発したものだ。その代表作である「NEVANON」は国内を始め海外でも好評を博する普遍的なアイテムとして知られているので、読者の皆様の中にもご愛用者がおいでかもしれない。
さらに、2008年に立ち上げられた最高級の鋼材を使用した新しい包丁ブランド「三昧」は、国内外の調理のプロフェッショナルにも愛用者を持つ逸品である。デザイン・開発・生産・販売までをほぼ自社で手掛ける三昧包丁は、ブレード材に一般量販品とは一線を画する最高級材料を使い、加えて様々な形状のハンドルを創作。初級者から上級者まで本格的に料理を楽しめるバラエティに富んだシリーズ構成が人気を呼んでいる。
また、全世界50セット限定「四神シリーズ」として完売の「朱雀」に次ぐ「白虎」が2020年秋頃発売予定だ。日本のものづくりの精神を追求し差別化された高付加価値商品の切れ味と美しさを、次は、ご自身の手で実感いただきたい。

仕上げ加工の前段階として行われる「荒加工」 この段階でいかに丁寧に作業するかが、後の精度を大きく左右する重要な工程だ 同社では精密機器を使い100分台の精度で荒加工を行っていく

仕上げ作業は、職人が熟練の技で一本一本行う 写真は仕上げ作業の一つのひずみ取り 職人の経験が活きる高度な技術だ

ショールーム外観

同社が手掛ける包丁の中でも人気の高い高級鋼材の「ダマスカス鋼」を素材に独自製法で作りあげた「ダマスカスキッチン鋏」 包丁と同じ感覚で使える道具というコンセプトをもとに開発された 紙、布、食材等、様々な用途で使える切れ味は贅沢な仕上がりだ

本社工場外観
店舗情報
本社工場
住所 | 岐阜県関市下有知5420-1 |
電話番号 | 0575-22-0259 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日 ※その他不定休あり、 詳しくはお問い合わせを |
ホームページ | http://www.marusho-kogyo.jp/ |
ショールーム
住所 | 岐阜県関市下有知深橋5488-8 |