丸章工業

テクノロジーとヒューマンの融合で
個性豊かな刃物製品を創造
鎌倉時代に刀鍛冶が始まった岐阜県関市。刃物づくりに適した焼刃土(やきばつち)と、長良川の豊かな水によって、刃物の町として700有余年の歴史を重ねてきた。現在も、国内外から高い評価を受ける刃物の製造会社や工房が数多く存在している。
ご紹介する〈丸章工業〉は、創業から60年に満たない、関市においてはまだ若い企業でありながら、昭和40年代後半に製造を始めた高級鋏「Silky(シルキー)」シリーズや、“ハイテク機械と職人による手加工”をコンセプトにした高級ポケットナイフの「MCUSTA(エムカスタ)」といった名ブランドを次々と生み出してきた。現在では定番となったフッ素コーティング加工を施した鋏も約30年前に同社が開発したものである。代表作である「NEVANON(ネバノン)」は、ガムテープやセロハンテープ、接着剤等を全く寄せ付けない非粘着が特徴で、その使い勝手の良さは、国内はもちろん海外でも好評を博す鋏である。きっと、読者様の中にもご愛用者がいらっしゃるだろう。
さらに、2008年に立ち上げた包丁ブランド「三昧(ざんまい)」は、国内外でプロの調理人が愛用する仕上がりとなっている。デザイン・開発・生産・販売までをほぼ自社で手掛ける三昧包丁は、ブレード材に一般量販品とは一線を画す最高級鋼材を使い、料理の初級者から上級者まで、様々な人が使いやすいようにと考えられた持ち手(ハンドル)をも自社で製作している。
他にも、全世界へ向けて50セット限定で販売する「四神シリーズ」も人気の製品となっており、既に完売した「朱雀」「白虎」に続き、「青龍」を2022年2月に発売開始し、特売店へ全セット完売した。現在2023年の発売に向けて、第4弾「玄武」を開発中だ。
オンラインショップからのご購入も便利でおすすめなので、ぜひご自身で実感していただきたい。





店舗情報
本社工場
住所 | 岐阜県関市下有知5420-1 |
電話番号 | 0575-22-0259 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日(他不定休あり) |
ホームページ | http://www.marusho-kogyo.jp/ |
ショールーム
住所 | 岐阜県関市下有知深橋5488-8 |