佐藤養助商店

写真は定番中の定番であるつけ麺の「二味せいろ」。鰹節、昆布等で丁寧にだしをとった醤油つゆと風味豊かな胡麻味噌つゆの2種類の味をお愉しみいただける。ひやむぎよりも少し太い稲庭うどんはつけだれによく絡み、つるりとしたのど越しともっちりとした歯ごたえが極上
江戸時代から一子相伝
門外不出の稲庭うどん
創業は江戸末期の万延元年。“佐藤養助商店”の屋号は宗家・稲庭(佐藤)吉左エ門が確立した門外不出の製法を伝授された佐藤養助の名にちなみ、その味・心・技を160年に及ぶ長い時を経てなお一子相伝にて守り抜く、稲庭うどんの名店である。
稲庭うどんは日本三大うどんの一つに数えられ、同店の宗家である稲庭(佐藤)吉左エ門が試行錯誤を重ねて生み出したものと伝えられ、秋田藩佐竹候の御用処として同店の稲庭うどんが参勤交代の際にも江戸へと献上されていた貴重な品だった。また、明治には宮内省お買い上げの榮を賜る等、数多くの賞を受賞し、秋田県の特産品としてもその名を全国に知られるようになっていく。
150周年の記念事業として、2008年竣工の〈佐藤養助 総本店〉には、定番メニューから季節限定メニューまでバリエーション豊かな稲庭うどんの本場の味をご堪能いただけるお食事コーナーをはじめ、「練る・綯う・延ばす」の職人の技を自由に見学できる見学コースが設けられている。また、自社製品はもちろんのこと、稲庭うどんの手作り体験ができる製造・調理体験コース(要予約)、秋田樺細工等、秋田県内のさまざまな特産品を扱う販売コーナーのご用意もあり、遠方からのお客様に秋田の魅力を伝えるスポットとして人気を集めている。
稲庭うどんは乾麺なので保存性も良く、受け取られた方も慌てることなくお召し上がりいただける利点もあり、温・冷、いずれの調理にも適している。醤油味、ごまみそ味の定番のつけだれをはじめ、タイカレーといった豊富なバリエーションもお愉しみいただけるので、麺と併せてお贈りするのもおすすめである。

シンプルなかけうどんは、寒い時期におすすめの定番の味。夏の暑い時期には冷たいひやかけうどんも人気がある

ココナッツミルクのまろやかな風味が広がる「グリーンカレー」、魚介の旨みを凝縮した「レッドカレー」もおすすめの味

佐藤養助商店の製麺技術は門外不出かつ一子相伝。全てを手作業で行い、現在は八代目が受け継いでいる。機械に頼ることなく、生地の状態や季節、その日の天候に合わせて最高の状態で麺を仕上げていく。写真は「延ばす」作業。機械化する店が多い中、同店は全て江戸時代から受け継がれる手作業だ

パッケージも伝統を感じる端正なものとなっているので、様々なシーンで贈り物としてお使いいただける。化粧箱入(80g×7)3,240円

佐藤養助総本店のレストラン。秋田県内にはこの他にも同店の味を愉しめる店があるので、ウェブサイト等でご確認の上ご来店いただきたい
店舗情報
佐藤養助総本店
住所 | 秋田県湯沢市稲庭町字稲庭80 |
電話番号 | 0183-43-2911 |
営業時間 | 販売 9:00〜17:00 食事 11:00〜17:00 見学 9:00〜16:00 |
定休日 | 年末年始 |
商品のお問い合わせ・ご注文
電話番号 | 0120-41-1720 (受付時間 9:00〜17:30) |
定休日 | 日曜日、祝日、年末年始 |
ホームページ | https://www.sato-yoske.co.jp/ |
※商品価格は全て税込価格になります