利庵一級建築士事務所

利庵一級建築士事務所

地域や人の豊かな暮らし、つながりを
建築設計を土台にトータルにプロデュース

　〈利庵一級建築士事務所〉の代表は女性建築家・永野利枝氏。永野氏は、大手建設会社、組織設計事務所、商業ディスプレイデザイン会社を経て2002年に同事務所を独立創業。創業後は住宅のほか、店舗・医療施設・共同住宅・学校・オフィスビル等の実績を重ね、ランドスケープデザインや内装・インテリア・ディスプレイまでを幅広く手掛ける建築家として活躍しているが、根幹にあるのは、「人を幸せにする家づくり、人が集まる施設づくりをクライアントに提供する」という真摯な想い。徹底的にコミュニケーションを重ね、クライアントの要望を引き出し、最大限に寄り添いながら、クライアントの想像を超える良質なものを提案・提供することをモットーとしている。

　また、クライアントの投資金額をふまえた上で、将来を見据えた潜在ニーズまでを掘り下げ課題の解決へ向けて貢献できる建物であることを大前提に、その施設で働くスタッフ、施設の利用者の視点がしっかりと考えられていることも、永野氏が支持される理由の一つ。医療施設においては、自身の両親が10年来看護や介護を必要とする状況であることから、利用者としての視点も実に行き届いている。要介護者やその家族の利用のしやすさにも配慮され、さらには優秀な人材集団の形成や採用強化のために、医療・介護施設で働く人々がいっそう働きやすく、働きがいをもって医療に従事できる空間創造を常に心掛ける。その結果、永野氏が手掛ける施設がそのエリアの核として親しまれる存在へと変化を遂げた例は数多い。

　永野氏は、自らがプロデユーサーとなり、建築家として培ってきた経験、知識、ネットワークやリレーションを活かして、企業・団体、個人をつなぐプロジェクトにも着手している。その一つが、2022年8月に開業した「帯屋町チャコール」だ。高知県帯屋町の古いビルをリノベーションし、イベントスペース・多目的ビルへと再生。さまざまな挑戦の場として、多用な活用に期待が高まっている。

　豊かな暮らし、人のつながりを生む空間を〈利庵一級建築士事務所〉と共に、次はあなたが増やしていただきたい。

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