古民家 煉り

のどかな田園に囲まれる古民家で
開湯したての温泉を存分に愉しめる宿
博多から車で約40分ほど、どこか懐かしい風景が残る宮若市。ご紹介する〈古民家 煉り〉は、静かな田園地帯の中、西鞍の丘総合運動公園に隣接し、レストランや温泉施設が一体となった複合施設の一角で、非日常を感じながら過ごせる湯宿である。
宮若市には奈良時代に開湯したと伝えられる「脇田温泉」があるが、この「宮若温泉郷」は2021年に12月に誕生した新しい温泉。ラドンを含む単純弱放射能冷鉱泉で、いわゆる療養泉。アンチエイジングなどの美容効果もあると言われている。
〈古民家 煉り〉は「懐かしく、慕わしく」をコンセプトに、2021年7月にオープンした1日6組限定の宿である。全ての客室は1棟建ての離れとなっており、どの客室もその屋号の通り、味わいのある梁や趣のある建具など、ノスタルジーを感じられる空間で整えられている。客室に備えられた温泉は、源泉掛け流し。檜または石造りの浴槽が湯船を満たし、24時間いつでも湯浴みを愉しめる。
夕食と朝食は宿に隣接する「料匠虎白」にて召し上がっていただける。盆地ならではの寒暖差が育てる良質な米や野菜、果実も豊富に採れる宮若市。地元の豊かな食材と、九州を中心に各地から取り寄せる厳選した食材を使い、山々から湧き出す清流の美味しい水から取る出汁にこだわった滋味溢れる日本料理を味わえる。料金別に3つのコースが用意されているのでお選びを。また「料匠虎白」の隣には、南フランスで料理を学び、パリの店で働いた経験を持つシェフが営むレストラン「颯香亭(そうかてい)」もあるので、ランチにいかがだろう。
都会の喧騒や日常から離れ、のどかな風景が広がる宮若の宿で、新しく開湯した温泉に浸かりながら、のんびり過ごすことのできる〈古民家 煉り〉。何もしない贅沢を、ぜひご体験いただきたい。







店舗情報
古民家 煉り
住所 | 福岡県宮若市乙野667-3 |
電話番号 | 0949-52-6380 |
宿泊料金 | 2名様の場合、1名様 29,350円〜 ※10,000円の食事付き料金となります (1泊2食付き、税サ込、入湯税込、宿泊税込) |
ホームページ | https://kominka-neri.com |