和 こじま

季節と共に次々と旬を迎える食材を使い、吟味した器に丁寧に盛り込まれた料理はどれも上品で美しい。運転の心配なき方は、おすすめの日本酒やお好みの酒類と共に、美味しい時間をゆっくり愉しんでいただきたい。料理:「太刀魚黄味酒盗焼き」
季節を宿した料理とオーナーとの会話
上質を知る大人が愉しめる日本料理の店
「食事が美味しいのは当たり前。会話も愉しみながら、満足していただけること、そして最後に“美味しかった”と笑顔で帰っていただけることを毎回心掛けて頑張っています」と語るのは、ご紹介する〈和 こじま〉のオーナー小島泰志氏。
〈和 こじま〉がオープンしたのは2011年。オーナーの小島氏はアパレルショップに12年間勤めていたという異例の経歴の持ち主。その後、フランス料理の名店で16年の修業を行い独立。2023年で14年目を迎え、プロスポーツ選手や著名人、多くの美食家が足繁く通う和食の名店である。
店の入り口には、ビルの立ち並ぶ街中とは思えないような緑が配され、周りとは明らかに異なる空間を醸し出している。和モダンをコンセプトにした店内は、ゆとりを持って座れるカウンター席、窓ごしに坪庭を眺めるテーブル席、上品にまとめられた個室が用意され、これから味わえる酒食のひと時に期待も膨らむ。
料理に使われる食材は、厳選した九州産を中心に、その食材の持ち味を最大限に活かした日本料理。季節を宿し美しく盛り付けられた一皿は、先ずは目から、そして舌を存分に愉しませてくれる。日本料理の基本は守りながらも遊び心を加えるというのは、料理長の平林氏。「よく知っている料理なのに何か違う…」。きっといつ訪れても、そんな新しい味に出会っていただけるはずだ。もちろん、それらの料理を引き立てる酒類も豊富に取り揃えているので、ぜひご一緒に。
お客様一人ひとりに寄り添った質の高いサービスと、オーナー小島氏の心のこもったおもてなし、そして会話の愉しさを上げるお客様が多いのも同店の特徴。
ここ〈和 こじま〉は、「時を忘れ、美に酔い、常に言葉が満ち溢れる空間」。本物の上質を知る大人が愉しめる店である。

「めじ鮪香味たたき」

「すっぽんとどんこ椎茸二身揚げ」

「赤むつと葉つき新玉葱スープ煮」

「京鴨塩蒸し胡麻餡」

「桜海老と筍ご飯」

店は薬院駅から徒歩で約10分程。大通りから1本入ったビルの1階にあり、店の前には坪庭も配されている

カウンター席、椅子と掘り炬燵式のテーブル席、プライベート感のある個室があり、人数に応じて最良の席を用意してくれる

エントランスを抜け店内に入るとオーナー小島氏が笑顔で迎えてくれる

オーナーの小島泰志氏(右)と料理長の平林源氏(左)。小島氏は、アパレルショップの店長経験、フランス料理の経験も積んでいる。ご来店の際には小島氏との会話もぜひ愉しんでいただきたい。平林氏は、なだ万やヨルダン公邸料理人とベネズエラ公邸料理人の経験を持ち、2017年から料理長として腕を振るう
店舗情報
和 こじま
住所 | 福岡県福岡市中央区高砂1-11-8 今西ビル 1 |
電話番号 | 092-525-0520 |
営業時間 | 昼 11:30~14:00(L.O.13:30) 夜 18:00〜22:00(L.O.20:00) |
平均予算 | 昼 6,000円 夜 20,000円 ※平均予算は税込み金額の目安です |
定休日 | 日曜日、祝日 |
ホームページ | http://www.wa-kojima.jp |