大七酒造

大七がさらなる高みを目指して辿り着いた、想像を超える美しさ、究極という名の美酒。生酛純米大吟醸雫原酒「妙花闌曲Ω(みょうからんぎょくオメガ)」720ml 49,500円。ギリシャ文字で最後のΩは、最終・究極を意味する。力強い生命感、すべてが満ち足りた美しいバランス
世界の要人からも愛される
生酛造りの至高の酒
日本酒といえば米と水。そして忘れてはならないのが、その酒の味を左右する酵母の存在だ。その酵母を育てるため、自然界に生息する自然のままの乳酸菌をゆっくりと成長させる「生酛(きもと)造り」は日本酒の最も正統的な醸造法であり、人工的な乳酸を使った速醸法で造った酒に比べ、数倍の時間を要し、杜氏の力量が問われる技法でもある。
江戸中期、宝暦2年(1752年)開蔵の〈大七酒造〉は、260有余年という長い年月を多くの蔵から姿を消したこの伝統技法・生酛造りにこだわり続ける老舗蔵として、生酛造りの第一人者としての呼び声が高く、醸される全ての酒が生酛造りのみという国内でも非常に希少な存在だ。
日本三井戸の一つ「日影の井戸」をはじめ、名水に恵まれた同蔵は、この生酛造りを礎に原料米の潜在力を最大限に引き出すための「超扁平精米技術」といった独自開発の革新の技術を融合。新酒を搾った春にピークに達するのではなく、ひと夏を経て冬にかけてじっくり時間と共に成長を続け、日本酒としての美質を大きく開花させたその酒は、奥深い豊かなコクと洗練された気品あふれる味わいを兼ね備え、料理との見事な調和、食事を豊かに美味しくする酒として、サミット晩餐会、海外王室晩餐会での採用等、世界的な称賛を受けている。
大七酒造は、これまでに精米と醸造の各分野で2人の「現代の名工」を輩出。日経新聞「何でもランキング」第1位、「地酒大show」3冠3連覇、各種コンクールでも圧倒的な成績を収める等、生酛造りの匠の味をぜひともご自身の舌でお試しを。

全てにおいて丹念な手造りで、熟練した杜氏の手によって名酒が醸される

「宝暦大七、箕輪門、真桜」、美しい多彩な品揃え 「宝暦大七」720ml 9,000円、「箕輪門」720ml 4,000円、「真桜」720ml 2,900円

「玉依御前・亀鏡(たまよりごぜん・ききょう)」720ml 22,000円

「楽天命」720ml 3,300円

パリの五つ星 パレスホテル「オテル・ドゥ・クリヨン」での大七特別晩餐会。中央奥、ソムリエのチュイザ氏が「亀鏡」を口の長いデキャンターに移し替える手許に、皆の期待の目差しが注がれる
店舗情報
大七酒造
住所 | 福島県二本松市竹田1-66 |
電話番号 | 0243-23-0007 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始 |
ホームページ | https://www.daishichi.com/ |