室蘭ゴルフ倶楽部

誰もが挑みたくなる華麗な造形美
自然溢れる名門チャンピオンコース
高度な戦略性を求められる、屈指の難コースといえば、名門〈室蘭ゴルフ倶楽部〉である。誰もが挑みたくなる華麗な造形美、穏やかなスロープを活かしながら、柏の樹林でセパレート。フェアウェーよりも高いグリーンが立ちはだかり、傾斜が厳しい砲台型がゴルファーを奮い立たせる。さらに季節風のあおりが待ち受け、山背風(やませかぜ・東風)や北西風が強い日には高度なテクニックが必要となる。
歴史は古く、1929年に北海道で3番目のゴルフ場として、室蘭市にあるイタンキ浜に開場。1965年に現在の場所に移転。ゴルフコースの名匠である、井上誠一氏に設計を依頼して現在に至る。氏の創りあげた“白鳥コース”は、日本で数あるレイアウトの中で最高の芸術品と表されている。優雅で美しい白鳥のごとく、自然のしなやかさとダイナミックさを感じさせる。
名物ホールは15番。正面に雄大な室蘭岳がそびえる、眺望のよい打ち下ろしのホール。ティグラウンドがやや右向きで視覚に騙されるが、210ヤード先にはクロスバンカーが待ち受ける。コース全体のバンカーは35個と少なめだが、グリーンは小さめで、砲台グリーンなのでアプローチ技術を磨いて挑みたい。レッスン場も充実しており、打球練習場は広々220ヤードのドライビングレンジが20打席。さらに、バンカーを備えたアプローチ練習場もある。
2001年には「日本女子オープン」も開催され、当代きってのトッププロとアマが妙技を競った。優勝は島袋美幸プロで、彼女を持ってしてもスコアが14オーバーだったことも、難易度の高さを物語る。ちなみに2年後「宮崎ダンロップ杯」で頭角を現す、当時16歳だった宮里藍プロも出場した。
スケールの大きな北海道の大自然に抱かれて、時に伸びやかに時に戦略的に…名門チャンピオンコースで、果敢なプレーに挑戦しよう。






店舗情報
室蘭ゴルフ倶楽部
住所 | 北海道室蘭市崎守町293-1 |
電話番号 | 0143-59-4641 |
プレー料金 | ハイシーズンキャディ付徒歩平日11,280円 |
定休日 | なし・冬季クローズ(12/1~3月中旬) |
ホームページ | https://muroran-golf.com |