渓谷に佇む隠れ宿
峡泉

落ち着いた雰囲気の客室からは、目の前に天龍峡の自然が広がる。部屋では作務衣に着替えてお寛ぎを。室内風呂でもラジウム温泉をお愉しみいただける
天龍峡の自然と温泉に癒されながら
南信州の郷土食を愉しむ唯一無二の料理宿
春は絶壁に咲くヤマザクラ、夏は眩しいほどに鮮やかな新緑の絶景、秋には燃えるような谿紅葉。冬には掛軸に描かれた山水画のような情景が見る者の心を奪う。天竜奥三河国定公園内にある名勝天龍峡は、大自然との一体感を感じられる美しい渓谷。〈峡泉〉は、その渓谷にひっそりと佇み、天竜川を眼下に望む隠れ宿だ。四方を山に囲まれたこの地ならではの景観と、南信州の知られざる食材を使用した郷土料理、全国でも有数のラジウム成分の含有量を誇る温泉。天龍峡を味わい尽くすことのできる唯一無二の料理宿である。
天龍峡ビューのテラスを備える和洋室や、梁見せ天井が開放感を演出するリノベーションルーム、ゆったりと寛げる純和風の畳のお部屋、それぞれに設えの異なる客室は全8室のみという贅沢さ。客室内の浴槽の湯口からは、お肌にすっと馴染むような泉質の良い温泉が流れ出る。五右衛門風呂や露天風呂、客室により浴槽のタイプもそれぞれに異なる。館内には、手足を伸ばしてのびのびと湯浴みが愉しめる大浴場も2箇所用意されている。
天龍峡の絶景を眺めながら、旅の疲れを癒やした後は、美しい山の味覚が織りなす食のおもてなし。明治中期、書道家の日下部鳴鶴によって詠まれた天龍峡の10の漢詩を料理で表現した膳は、天龍峡の四季の自然をなぞらえた個性的な創作会席。メインは信州牛の一皿、その他お品書きは、季節や日によって変わる。峡泉の名物のひとつでもあるだし巻き卵や、地元飯田で創業480年以上の歴史を持つ蔵元の味噌を使ったお味噌汁が味わえる朝食も絶品だ。
僅か8室だからこそできる行き届いたおもてなし、付かず離れずの程良い距離感の接客。館内は、ただそこにいるだけで心地良い自然と調和する空間。心身共に癒やされる究極の旅時間をここ〈峡泉〉でごゆるりと。

天竜川を眼下に望む絶景のロケーション。ロビーから見える日本庭園は、四季折々に異なる表情でゲストを迎える。館内に備えられる2箇所の大浴場は貸切りでのご利用も可能



南信州の食材を中心に、ここでしか味わうことのできない、健康的で繊細な美しい山の味覚をご賞味あれ


店舗情報
峡泉
住所 | 長野県飯田市川路4942-2 |
電話番号 | 0265-27-3332 |
宿泊料金 | 2名様の場合、1名様 35,400円〜 (1泊2食付き・税込) |
定休日 | 火曜日、水曜日(繁忙期は変動の可能性あり) |
ホームページ | https://kyousen.com |