御福餅本家

こし餡をお餅で包んだ「お福包み餅」は、「プレーン」「きな粉」「ココア」「抹茶」など様々なバリエーションで愉しめる
江戸時代より愛されるまごころの味。
素材にこだわり、創業から守り続ける伊勢名物
少し大きめのひと口サイズが、おやつで食べるのにほど良いボリューム。頬張れば、なめらかなこし餡と歯切れの良い餅が絶妙のハーモニーを奏でる。
ご紹介の〈御福餅本家〉のお福餅は、お伊勢参りがブームになった江戸の頃に起因する銘菓。その創業は280有余年を遡る元文3年(1738年)。創業初代の小橋長右衛門が“お福わけ”として、旅人に餡餅を振る舞ったことが始まりとされている。
餡の原料となる小豆は北海道産の「きたろまん」。口当たりの良いなめらかなこし餡に仕上げるため、皮を丁寧に取り除いている。また、同じく北海道産「はくちょうもち」のみを使ったお餅は、季節の天候によって水加減、火加減、炊き加減などを日々細かく調整し、もっちりとした柔らかさの中にもハリのある歯切れのよい食感を愉しませてくれる。餅をくるんだこし餡の独特の形は、二見浦に打ち寄せる波を表現したもので、“あんつけ”と呼ばれる職人が、一つずつ丁寧に仕上げてゆく“手詰め”を守り通しているのも同店のこだわりである。
生菓子でありながらも、保存剤や防カビ剤を使わずにエージレス包装で、製造日から7日間は日持ちする。自分へのご褒美はもちろん、先様への贈答品としても安心してご利用いただける。遠方の方はオンラインショップからぜひお取り寄せを。
〈御福餅本家〉の本店は、JR参宮線二見浦駅から徒歩5分。海岸へと至る「夫婦岩表参道」沿いに店舗を構え、お福餅の他に、バラエティ豊かな「お福包み餅」、2022年秋より数量限定で「お福餅 抹茶」も販売している。現在の店舗はお土産のみを販売しており、2024年春には、二見興玉神社近くに新店舗を開業する予定。売店の他に甘味処も併設されるので、どうぞお楽しみに。

定番の「お福餅」は、8個入 750円、4個入 480円と手ごろな価格も魅力

昭和24年に発売されたこし餡アイスキャンディー「お福アイスマック」。あっさりとした甘さが後ひく美味しさは、伊勢の夏の定番商品。1本150円


餡に国産の抹茶を練り込んだ風味豊かな「お福餅 抹茶」は新商品。8個入 820円

2024年春に開業予定の新店舗。場所は現在の店舗から約700m程離れた二見興玉神社近く。お土産売店の他に、甘味処も併設される。※画像はイメージです

店は歴史を感じさせる趣のある建物で、現在はお土産のみを販売している
店舗情報
御福餅本家
住所 | 三重県伊勢市二見町茶屋197-2 |
電話番号 | 0596-43-3500 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
ホームページ | https://ofukumochi.com |
※商品価格は税込み価格です