御菓子処 米納津屋

卵白に寒天と氷砂糖を加えた白色みぞれを雲に見立て、月を黄味餡で表現した風情漂うお菓子「雲がくれ」。全国菓子博において金賞、名誉総裁賞、及び茶道家元賞を受賞した新潟を代表する銘菓 「雲がくれ」 12ヶ入 1,550円
この地ならではの郷土風情が味わえる
越後を代表する老舗の和菓子店
万葉集の昔から「おやひこさま」と呼ばれ親しまれてきた弥彦神社。その弥彦神社の門前にも店を構えている〈御菓子処 米納津屋(よのうづや)〉は、明治35年に燕市で創業した、新潟を代表する和菓子の老舗である。
言わずとしれた新潟銘菓「雲がくれ」は、外はサクッと、中はふわっと口溶けの良い食感が特徴で、後を引かない爽やかな甘さがなんとも上品な逸品である。源氏物語に書かれた、「めぐり逢いて見しや それとも分かぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かげ」という和歌の世界観を表現した美しい佇まいは、目も喜ばせてくれる。皇室御来県の際には、お茶菓子として献上された皇室献上品でもある。
同店の商品では他にも、ふんわりやわらかな黄味餡と、香り高いチョコレートのハーモニーが口福を運ぶ、「雪舞里(ゆきまいり)」も新潟土産の定番として知られており、全国各地のファンから愛されている。
また、新潟産の餅米「こがねもち」を使用した「あんころもち」は、もちもちの食感と程良い甘さが絶妙で、思わず頬が緩む素朴な味わい。小さなお子様からご年配の方まで、幅広い層の方々から親しまれている。「こがねもち」は、色の白さとコシの強さに定評のある品種。「餅米の王様」と称される程に、餅米の中では最高級の品質と人気を誇る。
食材や素材の一つひとつにこだわり、安心で安全なものだけを使用する同店。特に小豆は、口に入れた時に広がる香りや歯触りを重視し、毎年吟味をした上で、使用する品種を北海道から買い付けている。
落ち着きのある店内は、四季を感じられる美しい和菓子が並び、ゆっくりとお菓子選びをしていただけるように配慮された空間。
〈米納津屋〉の品物はどれも手土産として喜ばれるものばかりなので、近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りいただきたい。

雪の舞う里、新潟の風情をイメージし、チョコレートと黄身餡で仕上げた逸品。全国菓子博栄誉大賞、会長賞を受賞した銘菓 「雪舞里」 10ヶ入 1,400円

大粒栗の風味が引き立つように甘さをおさえた栗羊羹。代々、受け継がれてきた職人の技が光る人気の商品 「極上栗羊かん」 1本 2,000円

丹念に炊き上げた北海道産小豆と越後米を原料に、お餅が入った松の形をした最中 「ひむらぎ」 10ヶ入 1,730円

最高級の餅米「こがねもち」を杵つきし、程良い甘さのこし餡で仕上げた、越後ならではの素朴な味わい 「あんころもち」 12ヶ入 780円

和の情緒あふれる佇まいの本店。壁には新潟の風土に適した土壁を採用し、屋根にも土を塗る等、調湿作用と断熱機能を考慮した、人にもお菓子にも心地良い環境をつくりだしている
店舗情報
本店
住所 | 新潟県燕市吉田上町2-16 |
電話番号 | 0256-93-2144 |
営業時間 | 8:30~18:00 |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | http://www.yonouduya.co.jp |
国道店
住所 | 新潟県燕市吉田日の出町15-13 |
電話番号 | 0256-93-6898 |
弥彦神社駐車場前店
住所 | 新潟県弥彦村弥彦3022-1 |
電話番号 | 0256-94-4813 |
弥彦神社通店
住所 | 新潟県弥彦村弥彦2935-5 |
電話番号 | 0256-94-1823 |