懐食 田しろ

上質な和の美しさを体現した逸品
心と体に美味しさが染み渡る感動
「肩肘を張らずにリラックスして、食事を愉しんでいただきたい」とは、熊本市内の中心地にありながら、ひっそりと裏通りに位置する〈懐食 田しろ〉店主の田代眞悟氏の言葉である。喧噪を離れた落ち着くロケーションで、隠れ家としても人気の名店だ。
創業17年、地元熊本の豊かな風土に育まれた食材と、目利きが選んだ旬の食材が織りなす本格的な和食で、舌の肥えたグルメファンを魅了している。それもそのはず、板場を仕切る調理人・眞悟氏は、熊本県調理師会の会長であり、旭日双光賞(勲章)、厚生大臣賞、総理大臣賞等、食文化への貢献で、数々の章に輝いている。
さらに、先代の眞悟氏の志を受け継ぐ、二代目の田代誠氏も欠かせない逸材だ。熊本県調理師協会の副会長に任命され、調理師の登竜門である難関、日本料理専門調理師技能検定に合格。実力はお墨付きで、オファーを受けて、ロンドンやミラノでの和食の指導を行う等、海外各国で日本の食文化普及に貢献している。古典の伝統を知り尽くした店主と、国内外の食を精力的に取り入れるフュージョン感覚が見事に融合。〈懐食 田しろ〉ならではの唯一無二の極めたメニューを創り上げている。カウンター席から調理場が見て取れるのも愉しみのひとつだ。見事な包丁さばき、隙のない毅然とした調理への姿勢、粋な立ち振る舞い等、食に愛情を注ぐ調理人の妙技が堪能できる。基本メニューはあるものの、会話していく中でお客様の気分や状況を鑑みて好みの食材をチョイスする“夜のおまかせ”等、献立を提案してくれるのも嬉しい。
他にも、「霜降り馬刺し」、「辛子蓮根」、「たご汁」、「ひともじ」(わけぎに似た小ネギ)を茹でて丁寧に巻いて酢味噌でいただく「ひともじぐるぐる」等、熊本地産地消、郷土料理も充実している。焼き物やお造りほか、小鉢、煮物からお吸い物、香の物まで一切の妥協はなし。上質な和の美しさを体現した逸品は真摯な調理人の賜である。気取らずリラックスして心と体に美味しさが染み渡る、感動の食を味わって欲しい。





店舗情報
懐食 田しろ
住所 | 熊本県熊本市中央区城東町2-6 モアーズビル3 1F |
電話番号 | 096-323-1126 |
営業時間 | 昼 11:00~14:30、夜 17:30~22:00 |
平均予算 | 昼 3,000円、夜 15,000円 |
定休日 | 日曜日、祝日(月曜日) |
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