星野リゾート 界 津軽

四季で異なる伝統工芸品の設えが愉しめる「津軽四季の水庭」 夏の夕暮れには津軽びいどろの灯りが、敷地内のせせらぎにたゆたう 写真左下は、1室限定のご当地部屋「津軽こぎんの間」離れ悠庵の「こぎん障子」 プライベートな空間で自然の情緒を感じながら津軽文化に触れられる
すべてが津軽のご当地尽くし
こぎん刺しの魅力あふれる名湯の宿
旅は、そこでしか出会えない人や景色、さらには食や文化に触れることが大きな楽しみ。ご紹介する〈星野リゾート 界 津軽〉のコンセプトはまさにそこにある。同宿がゲストを迎えるのは、開湯から8百年の歴史を持つ津軽の奥座敷として知られる大鰐温泉。古くから療養の場として地元の人々を癒し、湯治場としても知られ、とろみのある名湯を楽しめる大浴場。津軽伝統工芸の一つでもある「津軽こぎん刺し」をセンス良く取り入れた風雅な館内。津軽三味線の全国チャンピオンである名手・渋谷幸平氏による津軽三味線の生演奏。さらには、食通垂涎の大間のまぐろやあわび等、季節の旬鮮素材を中心に、津軽の食材の豊かさを感じられる会席料理に至るまで、同宿はまさに津軽尽くし。県外からのお客様をお連れすれば、きっとお喜びいただけること請け合いである。
青森県出身のデザイナー・山端家昌氏とともに、伝統模様の意匠をベースに、こぎん刺しの新しい魅力を引き出したインテリアは客室にもあしらわれ、日本人の美意識の素晴らしさを再発見いただけることと思う。また、ご宿泊のゲストの方にはこのこぎん刺しをはじめ、津軽文化を身近に体験いただけるプログラムのご用意もあるので是非ご参加を。
同宿は、津軽富士や岩木山を望む高台にあり、弘前藩の城下町として栄えた古都・弘前から電車で10分ばかり。奥入瀬渓流や八甲田、十和田湖といった観光名所へのアクセスも良く、青森をめぐる旅の拠点としてもおすすめしたい。地元津軽の文化を感じる大人の宿として、優雅な時間を大切な方と分かち合っていただきたい。

大間のまぐろ等、様々な「ご当地の魅力」を愉しんでいただける

「叩き」を特徴とする打楽器的な津軽三味線の魅力を間近で体感できる生演奏

客室内にはKoginアーティスト・山端家昌氏とのコラボレーションによる、壁に飾られたアートワーク「こぎんウォール」や障子、行燈等、こぎん刺しの魅力がふんだんに盛り込まれている


敷地内では四季折々の里山の風情を感じられる 離れ客室から眺める紅葉
店舗情報
星野リゾート 界 津軽
住所 | 青森県南津軽郡大鰐町 大鰐字上牡丹森36-1 |
電話番号 | 0570-073-011(界予約センター) |
ホームページ | https://kai-ryokan.jp/tsugaru/ |