民家ホテル 金ノ三寸

鋳物の町「金屋町」で暮らすように滞在する
一棟貸切りのリノベーションホテル
〈民家ホテル「金ノ三寸」〉。屋号は鋳という文字を金と寿に分け、寿を3つのパーツに分解して並び替えたもの。加賀藩2代目藩主前田利長が7名の鋳物師を招聘したことに幕を開ける高岡銅器発祥の地・金屋町に因んで名づけられたものだ。
同宿オーナーは、この金屋町に事業所を構える高岡銅器のメーカーとして「喜泉堂」「KISEN」「空穏」の3ブランドを展開する「有限会社四津川製作所」の代表取締役。実際に自社の商品を手に取って生活の中で感じてもらえる場所を提供したい、古き良き佇まいを残す金屋町を旅の通過点ではなく、旅の目的地にしていただきたいとの想いから同ホテルを立ち上げた。
築百年の町家をリノベーションしたホテルは、快適かつクリーンで、外観は伝統的な意匠を復活しつつ、内部はモダンなデザインと匠の技を融合。8名様、4名様が宿泊可能な2棟のご用意があり、いずれも1棟1組様の貸し切りで、ご家族やご友達、ご夫婦、カップルのお客様等、受け入れの幅が広いのも特徴だ。1階はエントランスを含め、テーブルやドア、照明などに金属を多用した空間が、金屋町らしさを意識した他では見られない設えとなっている。2階はお客様がゆっくりとお休みいただくことを第一に、柔らかい間接照明を駆使したゆったりと落ち着ける空間に。そして随所に配された自社企画の高岡銅器や高岡銅器のテーブルウエアをはじめ、在郷作家が手掛けた焼き物や照明を滞在中に実際にお使いいただきながら、物づくりを感じて頂ける。
お客様とのかかわりは基本はチェックインとチェックアウトの2度のみだが、館内のバーカウンターにてKISENの器にてゆっくりと富山を中心としたお酒を召し上がっていたくサービスをはじめ、朝食ご希望のお客様にはお客様のためだけにお作りしたお食事をご提供。高岡銅器に携わる伝統工芸士が指導する銅板レリーフの製作等のワークショップも開催し、工場見学も計画中だ。
滞在中は暮らすようにゆったりと。高岡銅器の魅力、金屋町の魅力を肌で感じる旅を是非どうぞ。





店舗情報
民家ホテル 金ノ三寸
住所 | 富山県高岡市金屋町4-12 |
電話番号 | 080-5859-6343 |
宿泊料金 | 2名様の場合、1名様 25,500円〜 (1泊食事なし・税サ込) |
定休日 | なし |
ホームページ | https://kanenosanzun.jp |