由布院 蔓蕩蒼

〈蔓蕩蒼〉の「蕩」とは“湯”のこと。pH9·1という由布院では珍しいアルカリ性の源泉を100%かけ流し。この湯に魅了されるお客様がたいへん多い
とろみのある名湯と美酒と美食
心を解放し“何もしない贅沢”を愉しむ宿
はじめてなのに「ただいま」と言いたくなるような、1日3組限定の珠玉のホテル、〈由布院蔓蕩蒼(まとうそう)〉。南由布の駅から徒歩わずか3分とアクセス抜群ながら、観光名所からは少しばかり離れているので周囲はとても静かだ。長閑な田園風景と由布岳の稜線が美しく、時折聴こえてくる列車の音が耳に優しい。
梁を生かしたデザインがモダンなツインの洋室が2室と、2間続きの和室が1室あり、いずれも手足を伸ばして入れる広い内風呂付き。pH9·1という由布院では珍しいアルカリ性の源泉を、100%かけ流しで愉しめる。こんこんと湧き出る天然美容液のような純粋でとろとろの湯を、お好きな時間に何度でも。この湯は高めのアルカリ性なので、初めて入る方は少し刺激を感じるが、これによりお湯に浸かるだけで肌の汚れが落ち、湯上りの肌はまるでゆで卵のよう。つるつるになった肌を愛でながら、爽快感を味わえる。
旅の夕餉はホテル自慢のハウスワインと共に。大分の誇るブランド牛・豊後牛「頂」のステーキをメインに、地元で採れた素材の味を存分に生かした和欧風料理をご賞味あれ。ホテル前の畑で収穫された葡萄で醸す赤ワイン「サンジョヴェーゼ」は、ワイン通からも注目される希少なもの。由布の自然が奏でる至福のマリアージュをご堪能いただきたい。
ここでは日頃の忙しさを忘れ、心からお寛ぎいただきたいとのオーナーの想いから、お客様に寄り添いながらも過度に“おかまいしない”のが、ホテルからの最上のおもてなし。ぐっすりとお休みになった翌日には、贅沢な朝風呂と滋味溢れる朝食をどうぞ。身体の内側から元気が満ちてくる。
旅立ちの際には「いってらっしゃいませ」と、背中を優しく押してくれる。そして、いつでもあなたの帰りを笑顔で待っていてくれる。

由布岳を目の前に南由布の自然が広がる〈蔓蕩蒼〉。都会の喧騒を忘れさせる静かな景色に心が癒される

宿から徒歩で約3分の南由布駅。ななつ星も通過する

〈蔓蕩蒼〉の「蔓」とは葡萄の“つる”のこと。客室からも葡萄畑を見ることができる

宿のすぐ横には葡萄畑があり、ここで収穫する葡萄から宿オリジナルのワインが醸造される。その美味しさはとても評判が高く、このワインを目当てに訪れるお客様もいる

宿オリジナルのワイン

冬には雪の降る日もあり、暖炉の炎にも心癒される趣のある宿である

ダイニングからの景色

夕食は大分のブランド和牛「頂」をメインに、大分の食材を使った、和・欧風料理を宿自慢のワインと一緒にどうぞ

〈蔓蕩蒼〉の「蒼」とは夜空の深い“青”のこと。人工的な光が少ないので、晴れた夜には満点の星空が広がる

写真はスーペリアツイン・タイプA(洋室)の“蔓”に備えられた内風呂
店舗情報
由布院 蔓蕩蒼
住所 | 大分県由布市湯布院町中川1081 |
電話番号 | 0977-28-2211 |
宿泊料金 | 1室2名様利用の場合 1名様あたり22,000円〜 (1泊2食付き、税サ込、入湯税150円別) |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://www.matousou.jp |