町家ホテル 京都 高瀬川別邸

四季折々の情緒あふれる風景の住人になれる。写真は同宿の外観。紅葉とライトアップされた塀が幻想的な景色を見せてくれる
最新機能を備えた京町家風ホテルで体感する
和の安らぎとお寛ぎ
京都らしい京都。誰もが思い浮かべる雅やかな京都の風景は、実はごく限られた界隈にしか残されていない。ご紹介する町家ホテル〈京都 高瀬川別邸〉は、「数十年前の京都の街並みを復活させたい」「京町家を保全するだけではなく、新たに建築し次世代につなげていきたい」という、京都に生まれ育ったオーナーの強い願いと想いが込められている。
同宿がゲストを迎えるのは、春は桜、夏は蛍、秋には紅葉、冬は雪化粧を川面に映す高瀬川河畔。犬矢来にベンガラ塀を目印に。そして冠木門の格子の暖簾をくぐればそこには雅の世界。外観や客室には町家風意匠が施され、畳敷きにテーブルと最高級のベッドの組み合わせは、ご高齢の方をはじめ、幅広い層のゲストから好評だ。
洗面台はオーダーメイドの信楽焼、部屋付きの風呂は全室国産総檜。寛ぎの一服のための珈琲椀皿・湯呑・平皿はオリジナルの清水焼といったこだわりぶり。さらに、万全のセキュリティーとキーレスのノーチェックアウトを担保する暗証番号による入館・入室システムをはじめ、20センチ厚の壁による完璧な防音やシモンズ社製のベッド等、ゆっくりとお寛ぎいただくための最新鋭の設備が採用されているので、一切のストレスから解放された京都の時間をお過ごしいただけることだろう。艶やかな着物姿のスタッフの笑顔のお出迎えから始まる同宿でのサービスは、過度なサービスを控え、それでいてゲスト一人ひとりの気持に寄り添うような対応となっており、旅慣れた方からも高い評価を受けている。
ラグジュアリーホテルでも、旅館でもない。京の町家の情趣で、やんわりお寛ぎ…。その時間もまた、後世へと伝えたい、京都の誇る財産なのである。


同ホテルの料理長が腕によりをかけて作る、肉質が柔らかく肉の旨みを存分に味わえる「京都ぽーく」や新鮮な近郷野菜を使用した身体に優しい洋朝食を、部屋出しでお召し上がりいただける

四季折々の情緒あふれる風景の住人になれる。写真は春の宵、高瀬川越しに臨む同宿の外観。夜桜とライトアップされた塀が幻想的な景色を見せてくれる

同宿の傍を流れる高瀬川、情緒溢れる石庭等、京都ならではの風景や大切に守りたい建築様式も取り入れている

室内の調度品やアメニティに至るまで、一つひとつがしっかりと吟味され、上質なもののみが採用されている。伝統的な意匠と現代の先端デザインを組み合わせるセンスが見事だ
店舗情報
町家ホテル 京都 高瀬川別邸
住所 | 京都府京都市下京区十禅師町196 |
電話番号 | 075-365-5060 |
宿泊料金 | 2名様1室 1名様あたり 7,778円〜 (素泊まり・税サ別、朝食追加可※別料金) |
ホームページ | http://kyoto-takasegawabettei.com/ |