若狭牛 若狭牛流通推進協議会

年間出荷数はわずかに600頭
福井県だけで食されてきた高級和牛
自然豊かな越前若狭の四季に富んだ気候と豊かな風土に囲まれ、努力を惜しまず愛情を注ぎ飼育生産されるのは最高級和牛〈若狭牛〉だ。
〈若狭牛〉の認定及び知名度・消費拡大への振興を行う「若狭牛流通推進協議会」によると、牛肉の味を決めるのは生産者の努力と研究であり、福井の厳しい気候や環境に合わせ、ストレスのない飼育方法や、試行錯誤を重ねながら考案する飼料、その与え方が〈若狭牛〉の美味しさを決める。牛の月齢や体調を見極めながら飼料の量や内容の細かい調整を行う。その成果は枝肉の格付けランクに顕著に表れ、生産者の技術向上の良い機会となり、〈若狭牛〉の品質向上に繋がっているのだという。
若狭牛流通推進協議会が認定する〈若狭牛〉の基準は厳しく、県内で12ヶ月以上肥育された黒毛和種のみ。さらに5段階ある肉質等級の3等級以上でかつ、BMS(ビーフ・マーブリング・スタンダード=サシの量)が4以上の高品質な牛肉だけが選ばれる。だから〈若狭牛〉はサシがきめ細かで風味豊か、とろける食感と甘みが上品で後味もあっさりとしている。そのため、〈若狭牛〉には濃い味付けや焼きすぎには注意してほしい。ステーキやしゃぶしゃぶなど肉が持つ本来の旨味を味わうことができる調理法がおすすめだ。その柔らかさと、とろけるような感覚に驚くだろう。さらに脂身に含まれるオレイン酸が55%以上のものは、〈三ツ星若狭牛〉と認定される。〈若狭牛〉の年間出荷数はわずか600頭と希少であるが、〈三ツ星若狭牛〉はさらに希少となるのである。〈若狭牛〉のほとんどは福井県内で消費されているので、やはり福井県へ足を運び、是非ともその味を愉しんでいただきたい。もしくは、全国発送も可能なので、ご家庭用はもちろん、お中元やお歳暮、お礼の品としてお使いいただいてみてはどうだろう。
福井県のブランド和牛〈若狭牛〉は、生産者の努力で生み出される至福の美味しさなのだ。





店舗情報
若狭牛流通推進協議会
(事務局 JA福井県経済連)
住所 | 福井県福井市高木中央2-4202 |
電話番号 | 0776-54-0205 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始 |