虎幻庭 横浜

虎幻庭こげんてい 横浜

幻の和牛「かつべ牛」を鉄板焼きで。
美食と美酒のための極上空間

　「虎幻庭母屋」。この名を懐かしく、生涯の舌の記憶として留め置く食通の方々が、本誌の読者の中にもいらっしゃることだろう。ご紹介する〈虎幻庭 横浜〉の創業母体であり、世田谷区弦巻の広大な敷地に建つ昭和初期の建物に、お客様を迎えた鉄板焼きの名店だ。

　ご紹介する〈虎幻庭 横浜〉は、この虎幻庭母屋の流れを汲む虎幻庭関内を前身に、2018年にアクセスの良い横浜駅至近に移転オープン。素材の力を余すことなく五感で愉しむ鉄板焼きを、大人の隠れ家をテーマとした上質な空間で、ゆっくりとご賞味いただける。

　瑞々しい四季の移ろいを感じさせる旬の食材は、統括料理長・坂 和樹氏が自らの足で全国を回り自身の舌で味わい納得したもののみを集めたもので、主役となる肉は、島根県・出雲の大自然の中で、愛情と情熱をたっぷりと受け育てられる「かつべ牛」。年間50頭ほどしか出荷されないことから幻の和牛と称される「かつべ牛」は、全国はもちろん東京都内でもほとんど流通がなく、都内の鉄板焼き店では同店のみという希少なもの。手で触れるだけで溶けだすような良質の脂は良質なオレイン酸をたっぷりと含んでいることから、胃もたれせずにステーキや肉料理を愉しめると、お客様からの評価も大変高い。

　ランチ・ディナー共に、鉄板焼きステーキをメインにしたコース料理のご用意があり、フレンチテイストの前菜や魚介料理等の美味しさも申し分ない。アラカルトも揃っているので、その日のご用向きやお腹の具合に応じて、どれにしようか…と、豊富なメニューの中から愉しくお悩みいただきたい。また、臨場感あふれる鉄板焼き料理をより一層引き立てるワインも、目利き揃い。料理との相性等、ワイン談義を専任のソムリエと交わすひと時も良いものだ。

　極上の素材、臨場感あふれるカウンターパフォーマンス、そして温かな接客で、心に残る酒食のひと時をお約束する名店へ、大切な方をぜひお連れいただきたい。

店舗情報

虎幻庭 横浜