覚王山鉄板焼長谷川／バーディ長谷川

覚王山鉄板焼長谷川／バーディ長谷川

昼間はマルシェも、夜は1組限定の鉄板焼
こだわり尽くしの大人の隠れ家

　センスも味にも定評のある名店が個性を競う名古屋市の覚王山エリアに、通好みの隠れ家的な名店がまた一つ。2022年7月にオープンした〈覚王山鉄板焼長谷川〉だ。

　ディナータイムは１日1組限定で、１名様での予約も可能というプライベートなスタイル。オーナーシェフの長谷川侑氏は、麻布十番の人気鉄板焼店「石垣吉田」や、リゾートホテルの鉄板焼店などで研鑽を積み、マカオの5つ星ホテル「ウィンパレスホテル」でその腕前を披露した経験も持つ。この凄腕シェフが自分のためだけに腕を振るうのだから、贅沢としか言いようがない。気さくな人柄も魅力で、「目の前のお客様に美味しいものを食べていただきたい。とっておきの食材を紹介したい」。そんな想いでカウンターに立つ。

　おいしいウワサには常にアンテナを張り、自ら足を運んで確認し、「これだ！」と納得したものだけを使用する。料理のメインとなる牛肉は、三重県産の松阪牛の他に、関西の目利きの肉屋から質を重視した黒毛和牛のサーロインや、シェフが惚れ込むしっとりとした質感を持つ赤身のヒレ肉など、その仕入れるルートにもこだわっている。また、契約農家から届く有機野菜、毎朝市場に通って選ぶ新鮮な魚介類など、厳選した食材を用意した上で、その日にご予約いただいたお客様のためだけに、一期一会のコース仕立ての料理を愉しんでいただく。2回目以降の来店ならば、お客様のお好きな食材や、リクエストにも応えてもらえる。

　デイタイムには〈バーディ長谷川〉として、ランチとマルシェをオープンし、有機野菜をはじめ、シェフおすすめのスペシャルティコーヒー（テイクアウトとコーヒー豆）の販売や、食器なども揃えている。先ずは気軽にマルシェを訪れてみるのもいいだろう。

　昼と夜で全く雰囲気の変わる〈長谷川〉。上品にそして美しく仕上げられる鉄板焼を、どうぞお愉しみいただきたい。

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