讃岐三豊 白い葡萄
白井の実ファーム

藤稔:瑞々しく、大粒が特徴 関東園で大人気 香川県ではあまり生産していない希少な品種となる 種なしの品種
地域のぶどう作りを危惧する
若き生産者がぶどう作りを救う
ご紹介するのは、香川県三豊市でぶどうを生産する若き代表 白井悠貴氏である。
かつてぶどうの生産が盛んだった三豊市は、生産者の高齢化等によりその数が減少してきているという。園主の白井氏は、そんな三豊市のぶどう生産を危惧し、家業でもあったぶどう農園を引き継ぐ。同時にベテランの生産者に師事し、その技術やノウハウを学びながら、ぶどう農園を拡大してきている。
さらに、新たな展開としてブランド「白い葡萄®︎」(しらいぶどう)を商標登録し、ブランディングを始め、品質や栽培管理、商品アイテムに独自の基準を設定、商品の安全性や品質の「見える化」を実施し、消費者へのサービス向上を図ってきている。
また、白井の実ファームでは、後継者育成の取り組みにも尽力するとともに、香川県やJA香川県の果樹生産普及指導員の協力の下、地域の若手ぶどう生産者と研究会を発足し、園地巡回や専門的な栽培講習、ベテラン生産者の技術継承等も実施しているという。
豊かな土質や温暖な気候に恵まれた環境で、樹木の健康状態を気遣いながらぶどうの栽培を行っている同園。「笑顔も、たわわ。〜実った葡萄で、笑顔が実る。笑顔が実ると、ココロも実る。しあわせ、実らす。白い葡萄〜」をコンセプトに、おいしく安心安全なぶどうを提供してお客様を笑顔に、その笑顔がリピートするように、お客様の声を大切に組み上げながら、作り手と顧客が身近な存在になれるようなぶどう作りを心がけている。
同園で生産されているぶどうは、専用のオンラインショップからのご注文が可能だ。おすすめなのは、4つの品種が届く「白い葡萄 食べくらべお届け便」で、8月と9月の2回にわたり、各月に2品種が愉しめるというもの。オンライン限定のお得なセットなので、ぜひともお試しいただきたい。

一房ずつ袋掛けをしてゆく様子 作業は家族やスタッフ総出で行われる 写真は園主の白井氏

袋がけの終わった農園の様子 ぶどうは出荷前まで袋の中で大きく育つ

シャインマスカット:青系、甘みが強く、皮ごと食べられる 近年のぶどう界では一番人気品種である 種なしの品種

1粒が丸く大きなブラックビート 比較的新しい品種だという 甘味と酸味のバランスがよく、後味もさっぱりしているのが特徴

収穫されたぶどうは丁寧に袋に包まれ、箱に入れられて出荷される
店舗情報
白井の実ファーム
住所 | 香川県三豊市高瀬町比地3515-1 |
電話番号 | 0875-82-6280 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://shiraibudou.farm/ |