鮨 西光

その日に仕入れた最高の食材をコースでいただく同店の鮨は、実に艶やかで美しい。口に入れた瞬間にほどけるシャリと、ネタの旨みが絶妙なバランスで絡み合う握りだ
北海道だからこそ味わえる
ネタと鮮度にこだわる“粋”な鮨
ネタによっては大将から手渡しで、北海道の旬を「はい、どうぞ!」。握りたての鮨の美しい輝きに気分も上がり、自然と表情もほころぶ。ご紹介する〈鮨 西光〉は、2018年11月1日(すしの日)に、現在の場所へ移転してきた。兼ねてから憧れていた店舗が空いたからだという。
大将 西牧氏の鮨は、北海道の旬の食材を生かしながら、東京で培った江戸前の丁寧な仕事を施したもの。その日に仕入れた最高の食材を使い、おまかせのコースでお愉しみいただける。キンキ、ウニ、ホタテ等の食材をはじめ、こだわりのマグロは北海道戸井産の一本買いしたものを、毛ガニは生きたまま仕入れて店で茹でる。大将のこだわりはネタだけにとどまらず、シャリに使う米は北海道産の「ななつぼし」、ネタとシャリを引き立てるワサビは、ワサビ栽培発祥の地である静岡県有東木産のものを使う。器は、札幌の陶芸家下沢敏也氏のものを多く使っている。
「粋」にまとめられた店内は、本日の食材が並ぶネタ箱を囲んで、白木のカウンター席が10席あるのみ。また、一人ひとりのお客様に対して行き届いたおもてなしをするため、スタートの時間を4つに分けて設定した完全予約制としている。皆様に「来て良かった!」と思ってもらえるよう、お客様への気配りを行っている。
お酒を嗜むお客様も多く、ビールは「北海道クラシック」を、日本酒は、鮨や料理に合わせてお愉しみいただけるようにと、豊富な銘柄を揃えている。
北海道の方はもちろん、道外の方にはぜひ訪れていただきたい薄野の名店である。
ここでしか食べることのできない逸品を…。それが大将 西牧氏の目指している鮨だ。

カウンターは10席のみ(貸し切りの場合は12名まで可能)。粋を感じさせる風雅でモダンな店内は、接待や記念日にも申し分のない舞台となってくれる

北海道の旬で目と舌を喜ばせる西光の鮨。一貫一貫がとても味わいのある佇まいをしている。鮮度が大切なネタや、崩れやすいネタを直接手渡しするのは、大将独自のスタイルだ

同店の大将・西牧光浩氏。高校の頃から鮨職人を目指し18歳で上京。25歳で故郷札幌に戻り有名店の店長を歴任後、36歳で独立。現在の店舗へは2018年11月に移転してきた


その日に供される食材が並ぶネタ箱。その鮮度と美しさには、思わず目を奪われる
店舗情報
鮨 西光
住所 | 北海道札幌市中央区南6条西3-6-6 ネクストビル 1F |
電話番号 | 011-511-1544 |
営業時間 | 17:30、18:30、19:30、21:00〜23:00 土曜日のみランチ 11:00〜13:30 |
平均予算 | 20,000円 土曜日ランチ 10,000円 |
定休日 | 日曜日、祝日 |
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