京都 下鴨茶寮 北のはなれ

ポルトム インターナショナル 北海道
京都 下鴨茶寮 北のはなれ

北の大地と京都の出逢い
老舗料亭が挑む京料理の新境地

　北海道の空の玄関口として国内外のパッセンジャーを迎える新千歳空港の国際線ターミナルビル内に誕生した「ポルトム インターナショナル 北海道」は、滞在する美術館さながらだ。

　北海道から日本文化を発信する同ホテルが提供する日本料理は、世界遺産でもある京都下鴨神社の近くに佇む創業160年の老舗料亭「下鴨茶寮」が手掛ける至福の味。本店のロケーションに因んだ下鴨神社の厳かな佇まいと共に、日本の粋をスタイリッシュにちりばめた和モダンな店内は、北海道の豊かな味覚と、京都を中心に厳選された食材の美味が同時に愉しめる稀有な空間だ。

　板場を統べる料理長は、京料理の名店「本家たん熊」、嵐山や京都祇園界隈の料亭や、香港「フォーシーズンズホテル稲菊」の総料理長も歴任した気鋭の料理人 林典孝氏。ホテルオープンに合わせて北海道にその活躍の場を移し、地元の素材と向き合いながら、京料理の新境地を探る包丁の冴えが素晴らしい。目と舌で日本の美しい四季を満喫していただくために、旬の奔り・盛り・名残りを重んじた料理を軸に、北海道では中々目にすることのない瑞々しい京野菜や琵琶湖に注ぐ清流の鮎、京料理には欠かせない鱧なども使われ、繊細な味わいの中に京料理の真髄を感じていただけることだろう。また、利き酒師が全国各地から集めた日本酒を料理に合わせてご提供。素材の異なる酒器も素晴らしく、運転のご心配なき方はぜひ一献傾けていただきたいものだ。

　店内にはテーブル席が並ぶフロアと、10名様までご利用可能な半個室、海外のお客様にもおすすめの掘り炬燵仕様の完全個室があり、現代作家による書・陶芸・漆芸・ガラス工芸の作品を随所に配した上質な設えは、大切な方のおもてなしにも申し分ない。

　伝統を活かし、“今”にあり続ける京都老舗の一期一会のおもてなしを、北海道ならではの魅力と共に、五感で味わっていただきたい。

店舗情報

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