富山県、20世紀遺産に選ばれた「立山カルデラ」砂防体験ツアー、一般車両の通行禁止エリアを解説員付きで

富山県は2019年9、10月、普段は立ち入ることのできない秘境を訪れる「立山カルデラ砂防体験ツアー」を開催する。一般車両の通行が禁止されている立山カルデラを実際に訪れ、解説員の案内のもと、自然、歴史、砂防について学ぶ内容。対象は小学生3年生以上で、三重交通が旅行企画を実施する。立山地域の魅力を訴求するため、県のほか、富山県立山カルデラ砂防博物館、国土交通省立山砂防事務所が連携協力する。

立山黒部アルペンルートの南側に位置し、「日本の20世紀遺産20選」にも選ばれた立山カルデラは、標高差が500~1700mある巨大なくぼ地。切り立った断崖で囲まれた有数の大規模崩壊地で、日本の砂防技術の粋を集めた施設が多く「砂防のメッカ」とも呼ばれている。県は「自然災害の多い日本だからこそ養われた、世界屈指の技術を体感してほしい」などとしている。設定日は2019年9月6、13、20、27日、 10月4、11、18日で富山駅出発・解散。料金は1名3500円。

このほか、JTB、クラブツーリズム、びゅうトラベルサービスも、立山カルデラ砂防体験を楽しめるツアーを実施している。

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