とにかく旨い鮨が食べたい。せっかく食べるなら、本格的な江戸前握りがいい。さらには空間にもこだわりたい—。そんなわがままを全て叶えてくれるのが、「熊本で本物の江戸前を味わうならここに限る！」との呼び声高い〈江戸前 千石〉である。
板場に立つ大将の山本英治氏は、鮨一筋に職人歴53年。江戸前鮨の極みを目指し、知る人ぞ知る東京の名店「赤坂穂寿美」と六本木「鮨 なかむら」にて30年。2003年に故郷の熊本県大津町に「寿司屋 千石」を開店し、2018年には「ミシュランガイド熊本・大分版」にも掲載され、熊本の名店としての地位を確立。令和の始まりと共に、現在暖簾を構える熊本市の繁華街に移転し、屋号も〈江戸前 千石〉へと改めた。
「本当に美味しい鮨を堪能していただく」をモットーに、料理は大将おすすめの「おまかせコース」のみ。大将の握りは、新鮮な素材とその魅力を最大限に引き出す匠の技の真骨頂。長い経験をもとに選び抜いた究極の切れ味を持つ包丁を華麗に操る手さばきは、まさに職人技。その姿をカウンター越しに眺めるのも同店を訪れる愉しさの一つだ。
また、鮨の味わいはもちろんのこと、お客様をもてなす気配りも素晴らしく、総タイル張りの煌めく空間と上質な装飾品がワンランク上の時間をお約束。熊本城復興の際に使われた檜を譲り受け白木のまま使用する一枚板のカウンターも非常に贅沢だ。さらに、「お客様に1分1秒まで心地良い時間を過ごしていただけますように」との思いから、1日2組限定の完全予約制。アルコールからソフトドリンクまで料理に合わせた各種ドリンクも目利きのものを豊富に揃え、事前にお伝えいただければ特定の銘柄のご用意が可能というのも粋な計らいだ。
ご家族や大切な方との少し贅沢なお食事や記念日、接待に、ぜひご利用を。
