Brasserie L'orange

写真は「新潟産平目と海鮮のブイヤベース」 フレンチの醍醐味は、その盛り付けにもある 色彩豊かな皿が目の前に運ばれてきた瞬間から、至福の時間が始まる
技法を守りながらも独創的
伝統とモダンが融合したフレンチ
技法を守りながらフランスらしいフレンチを追求。伝統を損なわず独創的でオリジナリティに溢れるフランス料理が食せると話題の〈ブラッスリー・ロランジュ〉。牡丹山という郊外にありながら、市内中心地のみならず、県外からもゲストが訪れる名店である。
オーナーシェフの安孫子英和氏は、24歳当時、フランスのリヨンに留学する。留学先の友人がフレンチの魅力に目覚めたことで、自身も影響を受けて料理人への道を歩むこととなる。30歳で地元新潟県を飛び出し、東京にあるフレンチの名門“ポール・ボキューズ”で修行する。巨匠ボキューズ氏はフレンチを現代に広めた第一人者。本店はリヨンにあり、50年以上、三つ星に輝き続ける世界最高峰のレストランだ。同店で料理の才能を見出された氏は、銀座店や六本木店を巡り、最終的には30代という若さで副料理長まで上りつめたというから驚きだ。
2018年、自分の表現を確固たるものにするべく、〈ブラッスリー・ロランジュ〉をオープンした。日本的なフレンチではなく正統派のフランス料理を提供している同店では、食材は地元にかかわらず、国内・海外に見合うものがあれば取り寄せ、王道の手法を選んで火入れを行う。火入れした料理に、計算し尽くされたソースが絡み豊潤な味わいに。完成形のイメージを固め、食材・つけ合わせ・ソースを選び調理のプロセスを考えていく。この3つのハーモニーの調和が取れて初めて安孫子氏の目指す一品が出来上がる。
伝統とモダンが融合したフレンチは美しく、おしゃれな中に懐かしさがある。シェフが心を込めてひと皿ひと皿と向き合うメニューを食せば、風景はフランスの街角。まるでブラッスリーにいるような気分に浸ることができる。

柔らかなライティング、落ち着いた雰囲気 ランチはブラッスリーらしい活気に満ち、ディナーは、大切な人とのアニバーサリーやおもてなしに最適

コースの予約もできるので、パーティーや女子会での利用も人気だ 色々な料理を味わい、各種揃ったワインとのマリアージュも愉しめる

「フランス産ウズラとフォアグラのルーラード」はウズラの胸肉とフォアグラをチリメンキャベツで包み、低温でゆっくりと火が入れられてる

「新潟産黒毛和牛頬肉のブレゼ」赤ワインソースのアクセントは、韃靼蕎麦茶のクランブルとアイスクリーム

ひと品ひと品シェフの技が光るハンドメイドの「スイーツの盛り合わせ」
店舗情報
Brasserie L'orange
住所 | 新潟県新潟市東区牡丹山5-14-11 |
電話番号 | 025-278-7910 |
営業時間 | Lunch 11:30~15:00(L.O. 14:00) Dinner17:30~22:00(L.O. 20:30) |
平均予算 | Lunch 1,700円 Dinner 6,000円 |
定休日 | 木曜日、第2火曜日 |
ホームページ | http://brasserie-lorange.gorp.jp |