ESPICE

目になじむナチュラルな色合いでまとめられた空間で、訪れるゲストを迎えてくれる「ESPICE」の店内。心休まる穏やかな時間、美味しい料理と至福のワインに大切な方との会話が弾む。もちろん一人でのご来店も遠慮なく
大地をテーマにした空間で味わう
神戸から発信するガストロミー
空間を意味するフランス語“ESPACE”、そして無限の上昇—らせんを意味する“SPIRALE”。ご紹介するフレンチレストラン〈ESPICE〉の由来である。
生きるという根源に直結した食。そして食の全ては大地からの賜物だ。この大地の原点である大地の空気、そして本来の食材の美味しさを感じていただきたい…。本国フランスの世界的名店で修業を重ね、2016年の創業時から同店のシェフを務める江見常幸氏の想いはここにある。
食材に敬意と愛情を注ぎ、本人らしさ、シェフならではの遊び心を加え、伝統あるフランス料理を新たな解釈でリノベーション。港町神戸のファッショナブルな空気、そして素材が語り掛けてくるようなストーリーを描き出す料理は、瑞々しい四季を宿して目に美しい。また、このこだわりの一皿をより引き立てるワインも、ここ〈ESPICE〉に席をとる 魅力の一つである。一流ホテルのグランメゾ ンでマネージャーを歴任したシニアソムリエ・吉間崇行氏によるペアリングや、季節やお好みに合わせたセレクトのセンスはワイン通からも高く評価されている。どうぞ、ワインと料理の幸福な出会いを、心ゆくまでお愉しみいただきたい。
同店は、三宮界隈から歩いて5分ほど。緩やかな坂道の左右にお洒落なショップが軒を連ね、視線の先には錨山。ご来店の際には少しばかり余裕をもって、いかにも神戸らしい雰囲気を味わいながらの散策もぜひ。昨今の世情により、席数を制限している。ライブ感溢れるキッチンを望むシェフズカウンターは一日1組様限定、洗練されたフロア席は5組様限定。大地の恵みを目と舌で感じ、肩ひじを張ることなく心地良い時間を大切な方とシェアしたい…。そんなときに訪れたくなるのは、きっとこんな店。

店内の一角には自然の息吹を感じる坪庭をレイアウト。デイタイムには降り注ぐ自然光、日没後には、ドラマティックなライティングで、ゲストに心からの深い安らぎを与えてくれる


クリエイティブで現代的なフレンチを目指し、神戸から発信するガストロノミーに挑む江見シェフの料理。メニューは季節ごとに変わり、しっかりとした基本をふまえながら、枠を超えた独創的な味や盛りつけが多くのファンを魅了する


シェフ 江見常幸氏 神戸出身。神戸の有名店の他、25歳で渡仏し、現地で最高評価を受けるレストランで修業を重ね、2016年「ESPICE」のシェフに就任
店舗情報
ESPICE
住所 | 兵庫県神戸市中央区中山手通2-3-25 メゾンエスプリ生田1-1 |
電話番号 | 078-333-1919 |
営業時間 | Lunch 12:00~14:30(L.O.12:30) Dinner 18:00~21:30(L.O.19:00) |
平均予算 | Lunch 8,800円 Dinner 14,300円 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://espice.meiwa-kobe.jp/ |