FARM TO TABLE KANBE

FARM TO TABLE KANBE

海と山の幸に恵まれた神戸の豊かな食材を
神戸の食のストーリーと共に味わうレストラン

　「料理人×プロジェクションマッピング×音響」が一つになって幻想的な食事のひと時を演出するレストラン——。ご紹介するのは神戸三宮駅や元町駅から徒歩で約3分ほどの所に建つビルの7階に店を構える〈FARM TO TABLE KANBE〉である。

　店名にある“FARM TO TABLE”とは、“農場から食卓へ”という、2010年代にアメリカ西海岸から広まった食のムーブメント。生産者と消費者が物理的・概念的に近い距離で、環境にも配慮したサステナブルな地産地消、食に関しての潮流を表わす言葉である。

　完全無農薬や減農薬で育てられた野菜は規格外品になってしまうものが多いという現在、それらの野菜を積極的に使い、生産者である農家の取り組みを応援することを目指している同店。そのため決まった野菜ではなく、その日に入ってきた野菜を中心にコースが組み立てられることからほぼ毎日料理内容が替わる。コースのメインには神戸牛が使われ、他にも須磨サーモンなど神戸産の肉や魚に、野菜の旨みを最高に引き出した料理の数々が季節感とその美味しさを運んでくれる。料理はフレンチを軸に調理され、お箸を使用するなど和食の作法を取り入れたフレンチ割烹のスタイル。プロジェクションマッピングによる演出は、サーブされる一皿ごとに映像が変わり、同時に流れる自然界の音と共に、意外と知られていない神戸の食のストーリーを“語り部”が伝えてくれる。

　神戸産の食材にこだわった料理に、幻想的で美しい映像と穏やかに流れる音が感性を刺激しながら至福のひと時を味わう。一緒に愉しむ酒類も灘五郷や神戸ワインなど神戸の銘柄を取り揃え、六甲山系から注ぐ名水「布引の水」を使用するなど、全てがメイドイン神戸。

　県内の方はもちろん、県外の方も、〈FARM TO TABLE KANBE〉でしか体験できない空間の中で、“神戸の豊かな食”を存分にお愉しみいただきたい。

店舗情報