サイトスペシフィックな大型のインスタレーションを得意とする横溝美由紀の作品は多くの美術館で発表された。近年は、インスタレーションを平面に置き換えて再構築する作品に取り組み、空間と時間の関係性を視覚で読み解く試みをしている。横溝の代名詞と言える、油彩を施した糸をキャンバスに弾く技法によって平面に立体を表現する「line」シリーズは特に人気。主な収蔵先は、羽田空港JALファーストクラスラウンジ、フォーシーズンズホテル京都、ザ・リッツ・カールトン京都、パレスホテル東京、大本型Domain（香港）、国際交流基金など。「line the line」
横溝美由紀「crossing」のディディール
横溝美由紀「Line」
小川万莉子「view/眺め」独特な存在感とマチエールが印象的な小川万莉子の「view/眺め」は、 絵の中に景色をみつけながら描いている作品 ※2022年10月に個展予定
稲岡幸子「migiwa」“白”を表現するために使った卵の殻。光がつくり出す陰影がより“白”を際立たせるこの作品は、稲岡の新たな表現の始まりである。※2022年11月に個展予定
鈴木淳夫「carvedpainting」アクリル絵具を彫刻刀で彫るという独自の技法を行う鈴木。視る角度や光の当たり方で印象が変わることを意識しながら制作に取り組んでいる
荒井雅美「water」強さ、柔らかさ、緊張感、透明感と、様々な表現ができるハリガネを、自分の意識を写す素材として選び、表現したモノの音が響くような作品づくりを行っている