MIYAWAKA SOUKATEI

MIYAWAKA SOUKATEI

南仏プロヴァンスのエッセンスを宿す
Farm to tableを体験できる極上空間

　野山を吹き渡る風に季節の香りが混じる——。福岡市と北九州市の中間に位置する宮若市は、のどかな里山を有する自然が豊かな場所。この宮若市に誕生した〈MIYAWAKA  SOUKATEI〉の前身となるのは、福岡県福岡市香椎の住宅街でお客様をお迎えしていた地産地消のレストラン「颯香亭（そうかてい）」。オーナーシェフ金丸建博氏の、より自然と生産者に近い場所で料理を提供したいとの想いから、現在地へ移転したのが2021年7月のことだ。

　シェフの金丸氏は、南フランスなどの地方料理を学び、パリではシェフとしても働いた経験を持つ。同店で提供する料理は、南仏プロヴァンスのエッセンスを取り入れながら、自然を表現することを持ち味に、地産地消から一歩進んだ“Farm to table”をコンセプトとしている。食で地域が変わり、皆が元気になるように…。自然や季節が切り取られたその一皿には、食材が育った環境やつくり手の哲学も込められ、携わった全ての人々からの愛情溢れるメッセージでもある。

　料理には、薪焼きや自然発酵食品といった先人の知恵を活かす調理法もふんだんに取り入れ、薬草や果実を使ったオリジナルの発酵ドリンクとのペアリングやフランスの自然派ワインも、より一層料理の味わいを引き立ててくれる。来店されたら先ずはバーカウンターを備えた前室に通され、そこで数品。その後、個室でゆっくりと食事を愉しんでいただくスタイルだ。目の前のシェフと会話を交わしながら料理を愉しむシェフズテーブルを備えた部屋もあり、気取らないフレンドリーなサービスもお客様から大変好評だ。

　店舗は宮若温泉郷の中にあり、宿泊施設やゴルフ場も近い。春の桜をはじめ、豊かな自然に囲まれた中での食事をお愉しみいただける。九州を訪れる際には、ぜひご予約を。

店舗情報

※平均予算は税込み金額の目安です