OIMATSU てんぷら 鈴木

OIMATSU てんぷら 鈴木

神社をイメージした清らかな空間と
五感で味わう至福のてんぷら

　〈OIMATSU  てんぷら 鈴木〉がお客様を迎えるのは、梅田の中心部でありながらも静かな場所である西天満。神社をイメージした清々しい空間で、季節を宿した揚げたてのてんぷらはいかだだろう。

　千葉県で寿司店を営む家に生まれた店主の鈴木宏明氏。寿司職人だった父親の姿を見て育ち、自身も料理の道へ。その修行先としたのが関西。「竹葉亭」をはじめ、和食の名店やリッツ・カールトン大阪の「花筐」でも研鑽を積み、2022年1月に〈てんぷら 鈴木〉を開業した。

　神社をコンセプトにしているという店舗の内装には檜だけが使われ、入り口前には宮大工が鉋（かんな）で削った直径180ミリの丸柱、肘木には手彫りの家紋が配され、凛とした趣きさえ感じられる。店内に余計な装飾はなく、カウンター奥の洋金箔を張った飾り棚には春夏秋冬、花鳥風月に因んだ百人一首の流れるよな文字が趣を添える。無駄をそぎ落とし、究極の技で食材の持つ味わいを引き出すてんぷらに通じるものがある。

　厳選した紅花油を使って揚げたてを味わうてんぷらは、黒毛和牛のフィレや最上級部位となるシャトーブリアンなども組み込まれ、季節ごとに旬を迎える生命力溢れる瑞々しい食材の数々をコースで堪能できる。先付けから始まり、お造り、お食事、デザートまで、食後には心地の良い満足感に包まれる。

　床暖房となっている店内は冬場でも足元が暖かく、個室をご利用の際にもカウンター席と同様に揚げたてを一品一品小窓から渡してもらえるなど、細かな配慮も嬉しい計らい。また、お迎えからお見送りまで、お客様一人ひとりに寄り添う温もりのあるおもてなしも行き届いているので、大切な方を伴ってのお食事にも申し分ない。

　神々しく清らかな空間の中で味わう揚げたてのてんぷらを、あなたもぜひ一度。

店舗情報