Patisserie Le grandit

可愛らしいショーケースには15〜20種類のケーキが並び、どれにしようか選ぶ時間もまた愉しい
宝石をセレクトするように
感動のスイーツを選ぶ愉しみを
〈Patisserie Le grandit〉は、JR「東加古川」駅の北側の線路沿いを徒歩で6分ほど進んだ先にある、つつじ野アベニューの一角に佇む洋菓子店。まるで宝石店のようなシックな外観の店舗に一歩足を踏み入れると、白を基調とした空間にカリモクのソファなどのヴィンテージ家具がレイアウトされ、明るくラグジュアリーな雰囲気が漂っている。
オーナーパティシエの大西貴広さんは、13年間にわたり神戸や明石の洋菓子の名店で実績を積んだ後、生まれ育った加古川で同店をオープン。コンセプトは「見た目で感動して、食べて感激するスイーツ」。選ぶときから愉しんでもらいたいとの想いから、素材を厳選するのはもちろん、味の組み合わせや色合い、飾りつけにも徹底的にこだわっている。時には、ほうじ茶やわらびもち、きなこといった和の食材を使うことも。また、旬の食材を使う季節限定商品は、以前と同じ商品をつくるのではなく、同じ食材を使っても別の商品を創作するのが、同店のもう一つのこだわりだ。
「新商品を開発するときは、ベースとなる味わいにどんな素材を合わせるのがベストか、またどんな食感を組み合わせればお客様を笑顔にできるのかを考えて試行錯誤を繰り返します」と大西さん。その言葉通り同店のスイーツは、一目見たときに全体が美しいのはもちろん、食べ進めるときにも断面が美しく見えるよう繊細に設計されている。
来店客はまず、ショーケースに並ぶ見目麗しいスイーツの中から、ジュエリーを選び出すときのようにワクワクしながらお気に入りを選び出す。そして一口食べると、今度はオリジナリティあふれる食感と味わいに魅了される——。特別な日だけでなく自分へのご褒美にもぜひ、同店のスイーツを“体感”してほしい。

艶やかなグラサージュが施されたスイーツは宝石さながらの美しさ。食べ進めていくと、中にはブリュレや生チョコが隠されている。和の食材を用いたスイーツなどもあり、食感と食材の組み合わせは絶妙の一言

マダガスカル産バニラビーンズで香りをつけたとろ~りタイプの瓶入り“ぷりん”は手土産としても人気

「ほろり」はその名のとおり、口どけの良さとやさしい甘さが魅力のクッキー。プレーン、紅茶、イチゴ、メープルの4種類をご用意

清潔感溢れる明るい店内には、センスのいいヴィンテージのソファや家具が並ぶ。壁際の陳列棚にはフィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子も揃っている

店舗情報
Patisserie Le grandit
住所 | 兵庫県加古川市平岡町つつじ野2-2 |
電話番号 | 079-440-2241 |
営業時間 | 10:00~19:30 |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | https://le-grandit.com |