あかねトマト あかね農園

あかねトマト
あかね農園

収穫量のわずか１％の「極み」
無農薬で手間ひまをかけて作るこだわりのトマト

　兵庫県姫路市にある「あかね農園」は、“本当に体に良い作物を世の中に届けたい”との想いで、無農薬にこだわった野菜を作っている。

　ご紹介している〈あかねトマト〉は、日本野菜ソムリエ協会が主催する「野菜ソムリエサミット・トマトグランプリ」（2019年6月26日開催）において3位入賞の栄誉に輝いたトマトである。

　このトマトを作る上で重要なのは温度管理。トマトが最も育ちやすい温度は20度〜25度。比較的温度変化を抑えられるハウス栽培であっても、30度を超える夏の暑さと、0度近くになる冬の寒さ。この過酷な環境に耐える樹にするため、育成の初期段階では肥料濃度を調節し、果実が成り始めると繊細な水分調節で、余計な水分は与えないように…、しかし、枯れないギリギリのところを見極めながら育成するのである。さらに、果実へ養分が集中するように、毎日脇芽を取り除く等、手間ひまがかかるのであるが、その手間をいかにかけたかで味が決まると言う。熟成したトマトの果汁は、甘みと酸味のバランスが絶妙で、一度食べたら虜になってしまう美味しさだ。

　さらにその中でも特に高糖度・高栄養になる、幹上部で収穫された「天成り」のトマトから、選りすぐられたものを、〈あかねトマト極み〉として別格で取り扱っている。なぜなら〈あかねトマト極み〉は、全トマトの収穫量のうち、わずか1％だけの特級品だからである。試行錯誤を繰り返し、ようやくたどり着いたという。

　あかね農園では、トマト以外にも同じように手間ひまをかけ、一切農薬を使わない無農薬にこだわった野菜や果物の生産と販売を行っている。オーナー自身が農薬で体を壊した経験から、安心安全で体に良い作物を作りたいという想いが込められた野菜たち。ホームページからも購入が可能なので、野菜や果物の持つ本来の美味しさを、ぜひ皆様に味わっていただきたい。

店舗情報

あかね農園