博多駅前にあるホテル日航福岡の2階に暖簾を構える〈寿司 銀明翠 博多〉。東京・銀座にある鉄板焼の銘店「銀明翠 GINZA」が培ってきた伝統を受け継ぎ、2018年に博多の地に誕生。玄界灘で穫れる鮮魚と、九州各地から直送される旬の食材を使った寿司を愉しめる。落ち着きのある店内にはカウンターが10席。高級感がありながらもあたたかな雰囲気と親しみある接客が魅力で、地元の方はもちろん、仕事や観光で同ホテルを使うお客様も寛げる空間が広がっている。
メニューは、昼の席・夜の席ともに、10〜12貫の握り寿司と、小鉢やお造り、季節料理などを織り交ぜた寿司会席が用意されている。握りの中でも特に人気なのは、口に含んだ瞬間にとろけるような食感と甘みが広がる“とろ烏賊”、博多らしい胡麻鯖の握り、明太子と鐘崎漁港で水揚げされたヤリイカを有明産の海苔で巻いた細巻き寿司などで、これらを目当てに来店する常連さんもいるほど。シャリには厳選した九州産の特A米を使い、すっきりした白酢をベースにコクのある赤酢をブレンドしたオリジナルのすし酢で、九州の多彩な海の幸に調和するシャリへと仕上げられている。さらに地元の伝統的な醤油を使った煮切りが、ここ〈銀明翠〉ならではの味を生み出している。
店では九州の地酒をメインに、季節の日本酒や希少性の高い銘柄も取り揃えており、お客様の好みに合わせた提案や、料理とのペアリング、料理長厳選の地酒3種の飲み比べなどがあるので、お好きな方はぜひ一緒にお愉しみを。
またホテルという場所柄、初めて訪れるお客様も多いことから、店では食材やネタについての丁寧な説明も心がけており、その日のおすすめなども提案してくれるので、リクエストが有ればどうぞ気軽にお申し付けを。
〈寿司 銀明翠 博多〉は、卓越した職人技を眺めながら至極の寿司と心温まるひと時を味わえる、寿司の名店である。
