割烹蒲焼八十八 ニュウマン店

割烹蒲焼八十八やそはち ニュウマン店

120年近い歴史を紡ぐ
最上級のおもてなしと極上の味

　食を愛する粋な方なら、明治43年創業の割烹蒲焼「八十八（やそはち）」の名をご存じに違いない。創業地は伊勢佐木町で、移転した関内エリアにおける料亭第一号となり、最後の料亭であったことは有名な話。戦禍や震災といった激変する時代を潜り抜け、120年近い歴史を繋いできた同店の暖簾は、現在三代目となる荒井テイコ氏が守る。

　同店の料理は、うなぎと和食のそれぞれの熟練職人が腕をふるう。ふんわりと肉厚に焼き上げるうなぎは純国産で、季節によって産地を変えながら、その日のもっとも良いうなぎを仕入れることが大前提。うなぎ本来の味を引き立てるキリっとした秘伝のタレは、創業当初から受け継がれてきたものだ。味醂と醤油のみで仕立てるこのタレが、よく絡むようにと考えられた岩手県奥州市産の「ひとめぼれ」、和歌山県のみかん畑で収穫されたフルーティーな山椒、創業300有余年の京都「一保堂茶舗」のほうじ番茶等、名脇役が引き立てるうなぎの蒲焼は、まさに後世へと残していきたい至高の味だ。

　また、四季折々の旬の味覚を堪能いただける日本料理は、季節の移ろいを目と舌で堪能いただける逸品揃い。沖縄県石垣島から直送されるA5ランクの希少な「石垣牛」を使った「横濱ビフテキ重」も名物料理として人気がある。

　現在、同店は大正時代より続く都南貯蓄銀行の建物を利用した中区の「吉田町店」と、今回写真でもご紹介している「割烹蒲焼八十八 ニュウマン店」の2店舗にお客様をお迎えしている。「割烹蒲焼八十八 ニュウマン店」は、上品さと親しみやすさを感じる空間づくりに配慮され、趣の異なる3つの個室もご用意。目利きの骨董品を配した本物志向の空間や心からのおもてなしで、心豊かな時間を約束してくれる。

　お顔合わせやご接待といった特別な日のご会食はもちろん、贅沢な気分を味わいたい日のお食事にもぜひご利用いただきたい。

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