割烹 きすを

栓(せん)の白い木肌が土壁との美しいコントラストを描く店内は、木のぬくもりに心が落ち着く。すっきりとしたモダンな設えにも店主の美学が宿る。夜のおまかせ懐石は11,000円からご相談となり、土曜日限定のお昼は8,800円または13,200円の2つの懐石コースからお選びいただける。お席は前日までにご予約をお願いしている。また、アレルギーや苦手な食材にも対応してくれるので、ご予約の際にお申し付けいただきたい
和食一筋の店主がゲストを迎える
大人のための美食の隠れ家
地下鉄南北線すすきの駅から、徒歩で僅か3分ほど。今回ご案内する〈割烹 きすを〉は、カウンターに6席のみの、大人のための上質な隠れ家である。白い暖簾をくぐると、目の前には店主自らが探し求めたという、道内産の栓(せん)の無垢材を贅沢に用いた一枚板のカウンターが。その向こうには、白い調理着にネクタイ姿の店主の、あたたかな笑顔がある。
札幌市内の日本料理の名店「車屋」「花城」で11年間修行を重ね、老舗「川甚本店」にて副料理長を9年間務めた店主・佐藤正尚氏は、全国日本料理コンクールにて厚生労働大臣賞を受賞するほどの腕前の持ち主だ。ここ〈割烹 きすを〉では、北海道産の食材を中心に、その日その時期に一番うまいものを、おまかせの懐石スタイルでご堪能いただける。料理を盛り付ける器は道内在住の作家が手掛けたものも数多く、器に宿る四季、そして器の佇まいや手触りも料理と共に愉しんでいただきたい。
店名の〈きすを〉は、店主の祖父「喜寿雄」氏の名前に因む。よろこびの喜、ことぶきの寿。何とも縁起の良い名である。その名のとおり、幸せを感じ、心からお喜びいただける味とおもてなしを約束してくれる。
営業は夕刻6時から深夜まで。完全予約制となっているため、必ず前日までにご予約を。ご予約の際に苦手な食材を伝えれば、それに配慮した美食を提供してくれるのも嬉しい限りだ。
親しい友人や仲間と、または接待に、そして大切な方を伴って。美しく季節感溢れる料理を美味しいお酒と一緒にお愉しみいただきたい。本物を知る大人にこそ相応しい名店である。

キンキ西京焼き・朴葉焼き・フルーツほおずき・落葉きのこのおろし和え

季節のお造り

毛蟹の茶碗蒸し

松茸とアマダイの土瓶蒸し

写真は、栗ごはん。他にキンキごはんも人気

食べるペースに合わせて料理を出してくれるので、厳選された日本酒の盃を傾けながら一品一品をゆっくりと愉しんでいただける
店舗情報
割烹 きすを
住所 | 北海道札幌市中央区南6条西4-5-10 第21桂和ビル 1F |
電話番号 | 011-596-6698 |
営業時間 | 18:00~24:00 お昼(土曜日限定) 11:30~14:30 |
平均予算 | 15,000円 お昼(土曜日限定) 10,000円 |
定休日 | 日曜日、祝日 |
ホームページ | http://kappou-kisuo.com |
※営業時間等、詳しくはホームページをご確認ください
※表記価格は税込み価格です