小豆島 金両
金両株式会社
明治13年からつくり続ける醤油と共に
世界で認められるオリーブオイルをつくる
瀬戸内に浮かぶ小豆島は、400年以上の歴史を誇る醤油の街。醤油蔵が軒を連ねる醤の郷(ひしおのさと)にある〈金両醤油〉は、明治13年(1880年)から醤油をつくり続ける、小豆島で最も歴史のある醤油蔵だ。現在は5代目藤井寿美子氏が初の女性当主として伝統を継承している。
同社の醤油づくりの特徴は、杉桶で2〜3年をかけてじっくり丁寧に熟成発酵をさせること。昔ながらの製法でつくられる醤油は、芳醇な香りと深い味わいがあり、本物の味を求める多くの人から愛される逸品。また、鰹と昆布、しいたけをブレンドした「だし醤油」は、何でも簡単に美味しくしてしまう「魔法の醤油」と言われ、最も人気の商品だ。
さらに、近年力を入れているのがオリーブオイルの製造だ。栄養士の資格を持つ藤井氏が、「美容と健康の役に立ちたい」との想いから、発酵食品の醤油に加えて、体に良いとされるオリーブオイルの製造を開始。自社農園で栽培から搾油までを行う。搾油率よりも品質にこだわり、希少価値の高い、実が熟す前の緑色の時期に一粒一粒を手摘みし、そこからさらに厳選した実だけを搾油する。そうしてできたオイルは、極めて高いポリフェノールを含んでおり、香川県のみならず、国際的な品評会である「ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会」で最高金賞を受賞するなど、世界でも認められている。また、国内生産量第2位を誇る香川県産にんにくを、オリーブオイルでコトコト煮込んだ「がありっく油」は、「日本野菜ソムリエ協会 調味料選手権」にて最優秀賞を受賞。アヒージョやパスタ、ステーキなど幅広い料理に使えると、こちらも大人気の商品だ。
老舗がつくる醤油とオリーブオイル。〈金両醤油〉が大切にしているのは、食べた人が笑顔になれる商品づくり。その商品は直営店と、オンラインストアにてご購入いただける。
店舗情報
住所 | 香川県小豆郡小豆島町馬木甲842-1 |
電話番号 | 0120-121-223 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
定休日 | なし(臨時休業あり) |
ホームページ | https://kinryo-shoyu.co.jp |