愛知県一宮市を拠点に、住宅、店舗、ビルなどの設計・施工・管理を行っている一級建築士事務所〈株式会社 Tatsuhiro〉。
同社の代表で一級建築士の内田博樹氏の実家は、祖父の代から建築業を営んでおり、中学生の時には建築士になることを決意。建築会社や実家の手伝いで職人としての経験を積み、一級建築士取得後には設計事務所に勤務。独立後、職人と設計事務所で培った経験を活かして手掛けるのは、全館空調システムや床暖房システムなどの機械設備には頼らず、気密性と断熱性を高めた省エネルギーで暮らせる家である。
2023年12月、内田氏が以前から構想していた宿泊体験のできるモデルルームが本社の近くに完成した。「Tatsu Cafe」の名前の通り、1階はどなた様でも利用できるカフェスペース。2階が宿泊のできるスペースとなっており、同社の手掛ける家がどんな性能なのかをじっくり体験していただける。実際に宿泊すると、気密性と断熱性の高さは冷暖房の温度や風量設定などから体感することに。また内田氏が特にこだわる北欧製の「トリプルガラス樹脂サッシ」は、その遮音性の他に冬場の宿泊体験であれば、内と外の気温差から発生する結露が窓に付かないことを確かめられる。
高気密・高断熱で省エネを実現する高性能なZEHハウスを手掛けるきっかけになったのは、環境先進国ドイツの家づくり。ドイツではエネルギーを使わない建物であることが重要であり、そのために国の厳格な基準もある。そのことを知ってから、無駄なエネルギーを使わず自然環境を守りながら、心地よく快適に暮らせるノウハウを随所に取り入れた、持続可能な家づくりを続けている。
二酸化炭素削減に向けて国が求める住宅の性能基準もますます厳しくなる現代。その基準を超える確かな性能と品質で家づくりをしている〈株式会社 Tatsuhiro〉。価値ある住まいを、ぜひ同社で手に入れていただきたい。
