能登カントリークラブ

シーサイドコースながら丘陵感溢れ、広大なフェアウェイに適度なアンジュレーションを採用。総じて第1打の落下点が限られ、打球のコントロール次第ではハイスコアが望めるが、曲げるとグリーンが遠くなり、正確なショットを求められる「宝達コース」。写真は、まっすぐなロングホールの6番ホール
トーナメントから初心者まで
日本海に育まれた北陸屈指のチャンピオンコース
東に望む宝達山、西からは日本海の潮騒が聴こえる。黒松やアカシアの樹林でセパレートされた〈能登カントリークラブ〉のティーインググラウンドに立つその瞬間、数々の熱戦を戦い抜いてきプロと同じ場にいる感動を実感いただけることだろう。
同クラブは、能登半島の入口である羽咋郡押水町(現 羽咋郡宝達志水町)のシーサイドエリアに、本格的な18ホールを備えたゴルフコースとして1968年に開場。設計は初代PGA会長としてプロゴルフ界の発展に寄与した故安田幸吉氏によるもので、1971年には新たに9ホールが増設され、松林越えに潮騒が聴こえる、のどかなシーサイドコース「日本海コース」、初夏に咲くアカシアやはまなすが美しく、数々のビッグトーナメントのフィナーレを演出してきた「はまなすコース」、シーサイドコースながら丘陵感溢れ、広大なフェアウェイに適度なアンジュレーションを取り入れた「宝達コース」を有する全27ホールのチャンピオンコースとして完成。ダンロップトーナメントや、三菱ギャラントーナメントをはじめとする、数々のメジャートーナメントと共にその歴史を刻んできた北陸屈指の名門である。
重厚感溢れる格の高さを感じさせるクラブハウスのレストランには、ラウンジと歴史を感じさせるバーカウンターのご用意もあり、ご歓談のひと時をゆったりとお過ごしいただける。2020年春からは施設内の大浴場が温泉になったというのも嬉しい限りだ。
最高のスコアメイクに挑む上級者はもちろんのこと、コースデビューから間もない初心者まで。レベルに応じた最高のプレーを思う存分お愉しみいただきたい。

能登の澄んだ空気と高い空に美しい姿で佇むクラブハウス。開場から半世紀の歴史を感じさせる風格が漂う

「はまなすコース」の5番ホールは、砲台グリーンのハンディキャップ1の難ホール。思い切りのいいショットと、同時に正確性が必要だ

池に向かって急傾斜のグリーンがプレイヤーを迎える「はまなすコース」の8番ホールは落としどころに注意が必要な名物ホール。四季の花木に彩られるコースの美しさにも目を奪われる

日本海を見渡せる、やや打ち下ろしのホール。ティーインググラウンドからは、雄大な海原を望む「日本海コース」の1番ホール

「日本海コース」の4番ホールは、距離のない2段グリーンのショートホール。手前から攻めていきたいが、ショートすると池が待ち受ける

店舗情報
能登カントリークラブ
住所 | 石川県羽咋郡宝達志水町米出ワ1 |
電話番号 | 0767-28-3155 |
プレー料金 | ハイシーズン平日(キャディー付) 13,980円(税抜)〜 |
定休日 | 12月31日、1月1日 |
ホームページ | http://www.notocc.com/ |