近江つけもの 山上

こだわりの近江の伝統野菜を
贈答品にも喜ばれる極上の漬物に
かつて近江の国と呼ばれた滋賀県は、国内でも指折りの伝統野菜の宝庫だ。現在も多くの伝統野菜が地元の台所を彩っている。
この近江伝統野菜を中心に、湖南市の本社工場で漬けこんだ漬物を「地漬(じづけ)」とし、地漬けの漬物しか販売しないことを看板に掲げる名店が、ご紹介する〈近江つけもの 山上(やまじょう)〉だ。母体の「株式会社やまじょう」は、来年には会社創立90周年を迎える歴史ある製造メーカー。そこで培われた製造ノウハウを活かし、野菜や原料の選別はもちろんのこと、その製法までとことんこだわり抜き、地漬の名にふさわしい商品へと昇華させている。ご贈答品として地元の方はもちろんのこと、全国各地の方々に愛される逸品揃いだ。
必要量の半数以上を自社農園で収穫する夏の時期の「近江伝統野菜・下田なす」、滋賀県内でも特筆すべき製法で育てられている冬の時期の「近江伝統野菜・日野菜」など、原菜へのこだわりは創業当初からの伝統で、四季折々の近江伝統野菜を待ちこがれるファンも多い。旬の時期には予約で出荷が追い付かないこともあるほどだ。また、通年扱いのある「白菜大葉の重ね漬」の白菜も吟味された選りすぐりのもののみが採用されている。この他にも、しっかりと押しの効いた大根漬や、チーズのみそ漬や焼鮭のみそ漬、近江牛のみそ漬けといった味噌漬け製品もおすすめだ。
同店のその味を支えるこだわりの一つが「重石」だ。重石をかければかけるほど当然商品は小さくなるが、その分野菜の旨味が凝縮され、かつ歯ごたえ豊かな商品に。ただし、商品が小さくなることで価格も高くなることから、一般的には敬遠されがちに。同店では重石のかけかたにも敢えてこだわり、その美味しさを追求している。
直営店は、湖南市本社前の「山上本店」、近江八幡市の「日牟禮店」、彦根市の「金亀城町店」、長浜市の「長浜黒壁店」の4カ所。調理品以外は試食が出来るので、近江にお出かけの際は是非目的地の一つに加えてほしい場所だ。








店舗情報
近江つけもの 山上
住所 | 滋賀県湖南市下田3335 |
電話番号 | 0120-35-9486 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 元旦 |
ホームページ | https://www.yamajou.co.jp/ |