鴨半
![2024HOTEL_kamohan_8 この座敷に座り、鴨川の静かな流れを見ていると京都に居ることが実感できる。また、桜の咲く季節はことのほか美しい景色を愉しめるのでご予約はお早めに。壁や襖に使われている「黒谷和紙」は、職人が一枚一枚手漉きで仕上げる京都府指定無形文化財に指定されている和紙。ここは静謐で贅沢な空間である](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_8.jpg?w=956&h=638&ssl=1)
鴨川の静かな流れを目の前に佇む
上質な宿
五条大橋の近く、「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルである源融(みなもとのとおる)の広大な屋敷があった地域に位置する〈鴨半〉は、目の前に鴨川とその先に東山連山を望みながら滞在できる一日一組限定の一棟貸しの宿。
〈鴨半〉は、京町家を数寄屋大工が細部にまでこだわって改装した宿である。一階の和室、下地窓を配した書院には古寺から譲り受けたという江戸時代の栗や松の材が用いられ、茶室のような侘び寂びが感じられる空間に仕上げられている。二階には寝室と小上がりの座敷が用意され、壁や襖には「黒谷和紙」を使い、しっとり落ち着きのある設えで仕上げており、一階とはまた違った表情を見せている。座敷の窓から鴨川と東山連山を眺めれば、京都らしい風情を感じていただけることだろう。一階の縁側には半露天風呂を備え、坪庭を眺めながらゆっくり入浴すれば、観光で疲れた体も癒される。
宿泊の基本は素泊り。ご存知の通り京都には高級レストランや料亭などもたくさんあることから、食事はお目当ての店やお気に入りの店で愉しんでいただくための配慮である。もちろん予約をすれば夕食や朝食のご用意も可能。夕食は地元の鮮魚屋「近幸」から新鮮な魚と野菜を特製の出汁でいただく海鮮鍋を。朝食は「泉仙」より食材本来の味を生かした精進料理を召し上がっていただける。
宿は京都駅からも近く、三十三間堂や京都国立博物館、清水寺、錦市場や祇園界隈も徒歩圏内。京都を満喫するために連泊されるお客様も多く、キッチンと洗濯機を備えているので長期滞在にも便利である。冬は底冷えのする京都であるが、床暖房を完備しているのでとても暖かく快適に過ごすことができる。1名様から最大5名様までの宿泊が可能で、2024年4月には新しい客室がオープンする予定。これまで以上に京都旅を満喫できるようになる。
〈鴨半〉は、京都らしさを感じながら暮らすように滞在できる上質な宿である。
![2024HOTEL_kamohan_4 茶室のような趣がある和室は、数寄屋大工が丹念に手掛けたこだわりの空間。書院机は床暖房を完備した掘りごたつとなっており冬も快適に過ごせる。](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_4.jpg?w=637&h=425&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_2 障子を開けると縁側の先に京町家らしく坪庭がある](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_2.jpg?w=315&h=211&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_5 縁側横に設えられた湯船は、窓を開ければ坪庭と繋がる半露天風呂仕様](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_5.jpg?w=315&h=210&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_9 縁側の並び、湯船の横には黒を基調としたモダンなシャワールームも用意されている](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_9.jpg?w=315&h=211&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_6 二階寝室にはシモンズ社製のベッドが配される。身体と心が安まるひと時](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_6.jpg?w=315&h=210&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_3 玄関を入った土間には、冷蔵庫や調理器具が用意されたキッチンとダイニングテーブル。大切な家族や仲間と賑やかに料理を愉しむこともできる](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_3.jpg?w=637&h=425&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_7 2024HOTEL_kamohan_7](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_7.jpg?w=316&h=211&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_10 予約にて注文できる「泉仙」の朝食。目覚めの体に精進料理が優しく沁みる](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_10.jpg?w=316&h=211&ssl=1)
![2024HOTEL_kamohan_1 到着時に振る舞われるお茶。季節に応じてさまざまな種類のお茶が用意される](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024HOTEL_kamohan_1.jpg?w=316&h=211&ssl=1)
店舗情報
鴨半
住所 | 京都府京都市下京区加茂川筋五条下る都市町143-9 |
電話番号 | 075-744-0140 |
宿泊料金 | 2名様の場合、 1名様 30,000円〜 (1泊食事なし、税サ込) 朝食:2,500円/人(税込) 夕食:5,000円〜/人(税込) |
ホームページ | https://kamohan-machiya.jp |