かまぼこの 鐘崎
笹かまぼこ一筋に70有余年。
地元仙台とともに歩み味を追求
笹かまぼこの名店〈鐘崎〉は、第2次世界大戦直後の昭和20年、大規模な空襲により焼け野原となった仙台で復興のため吉田勇・キクヨ夫妻が立ち上げた魚の開き等を扱う露天商が創業母体だ。かまぼこづくりを開始したのは、それから2年後。社員わずか7名での船出となった「鐘崎屋」のかまぼこは、全国水産練り製品品評会で数々の賞を受賞する等、各界から高い評価を受け、その名は次第に全国区へ。
同店は、創業当初から仙台発祥の名産品である笹かまぼこ一筋にその品質を追求してきた。高級魚である「吉次」のすり身、石巻万石浦の海水で仕込んだ「伊達の旨塩」、吉次魚醤をはじめ独自の天然調味料を使い職人が丹精込めて焼き上げた「大漁旗(たいりょうばた)」は、魚本来のうまみが際立つ笹かまぼことして平成6年に誕生。でんぷん、卵白、化学調味料無添加ならではの魚本来の味わいを堪能できる逸品として贈答用にも大層な人気を誇る看板商品に。職人が手でさばいた魚をすり身にし一枚一枚手焼きする「手焼き笹かまぼこ」も、春から秋にかけては真鯛、冬場は平目といった、魚の味が生きるおすすめの逸品だ。
また、オンラインでのお取り寄せはもちろんのこと、現地にお越しの際には、笹かまぼこの手作り体験・工場見学をはじめとする体験型コンテンツや「杜のこんだてCafé」「政宗公乃食卓」といった飲食も愉しめる体験型施設「鐘崎 総本店 笹かま館」へもぜひご家族、ご友人でご来館いただきたい。
ふっくらとした厚み。そしてぷりぷりの食感。ふんわりとした魚のうまみが広がる“ぷっくら”とした〈鐘崎〉の笹かまぼこは、ごはんのお供にも酒の肴にも、そしてちょっと小腹がすいた時にもついつい手が伸びる。豊穣の海と杜の緑に育まれた風光明媚な仙台の味を、全国へと発信する名店の逸品を大切な方の食卓へお届けしてはいかがだろう。
店舗情報
かまぼこの鐘崎
住所 | 宮城県仙台市若林区鶴代町6-65 |
電話番号 | 022-238-7170 |
営業時間 | 9:30〜18:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://www.kanezaki.co.jp/ |