ざびえる本舗
宣教師ザビエルに因んだ
和洋折衷の郷土菓子
「ざびえる」は、大分県を代表する銘菓として親しまれる郷土の味。ざびえるのネーミングは、日本にキリスト教を布教すると共に、学校や病院を建設する等大分県の発展に寄与した宣教師・フランシスコ=ザビエルに因んだもので、その功績と国境を越えた人と人との繋がりを讃える思いが込められたものだ。
バターミルク風味豊かな洋風の皮で純和風の白餡を包んだ「銀のざびえる」、同様の皮に白餡にラム酒に漬けたレーズンを練りこんだ「金のざびえる」は、大分で花開いた南蛮文化を象徴する和洋折衷の味わいが特長で、その歴史は昭和37年から。母体であった製菓会社が店を閉じたことから一時製品の提供が途絶えるが、「ざびえる」の復活を望む県内外の大勢のファンの応援を受けて、元社員たちが中心となり、2001年に新会社である︿ざびえる本舗﹀を設立。こうして復活を遂げた「ざびえる」の昔懐かしい味わいは、今も大切に受け継がれ、しっかりと大分の地に根付いている。
同社では、「ざびえる」を主軸に、ヴァイオレットリキュールで風味付けした白餡を優しいミルク風味のカステラ生地で包み焼き上げた「瑠異沙」、大分県産かぼすを用いた「豊のたちばな」、やさしい光で夜道を照らすお月さまを思わせる「月さらさ」といった郷土菓子を展開している。
南蛮人のイラストが描かれた「ざびえる」の包装紙をはじめ、いずれの品も菓子の宿す物語に相応しい包装が施され、大分情緒を伝える贈物として大層お喜びいただけることだろう。
遥か昔、異国の文化を受け入れ、大切に育んだ先人たちに想いを馳せるひと時を、和洋折衷の銘菓と共にいかがだろう。
店舗情報
ざびえる本舗
住所 | 大分県大分市大分流通業務団地1-3-11 |
電話番号 | 0120-135-363 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 水曜日、日曜日 |
ホームページ | http://www.zabieru.com |