〈しもつけ彩風菓 松屋〉は、昭和30年の誕生以来、下都賀郡壬生町の人々の暮らしに寄り添うこと約70年。生後7日目のお祝いにはじまり、お食い初めや誕生日、七五三、入学式、成人式、結婚式、長寿のお祝い等、同店の真心こもった和菓子は暮らしの様々なシーンになくてはならない存在だ。
同店では、まず果物や農産物の旬の時期を大切に。北海道産あずき、沖縄県波照間島産の黒糖、宮城県産もち米をはじめ、栃木産のうるち米、小麦粉、とちおとめといった地元産の素材もふんだんに使い、十分に吟味された素材の美味しさを最大限に引き出すように心を砕く。また、長きにわたって守り抜いてきた製法を継承しつつ、繰り返し繰り返し磨きをかけることで、伝統的な和菓子から時代に即した新感覚の和菓子まで、実に豊富なラインナップも魅力の一つ。
中でも、2000年に販売開始の同店のいちご大福は、全国初となる斬新な形のいちご大福として大いに話題になった品。茨城県笠間産の新栗だけを蜜漬けにして贅沢に使った蒸し羊羹も同店の自信作で、いずれも地元が誇る「みぶブランド認定品」にもなっている。この他にも、やわらかなフランスパンを使った「あんバターサンド」や「いちごバターサンド」も和菓子店ならではのあんの美味しさがパンと見事にマッチしたおすすめの品だ。地元の名所に因んだ郷土菓子のご用意もあり、土産物としても人気がある。
また、京都の町家がイメージされた趣のある店舗は、お客様にお菓子を選ぶひと時をゆっくりと楽しんでいただきたいとの想いから。栃木の木や土を用いた空間にはクラシックな調度品が配されて、高い天井とゆとりある空間が実に贅沢だ。大切な方への贈答品、お祝いや法事等、その時々のシーンにぴったりな品が見つかるに違いない。もちろん、日々の気軽なおやつもお気軽に。
遠方の方にはお取り寄せも可能なので、是非一度、ウェブサイトをご覧いただきたい。
