すし あお
 
 円山に佇む和モダンの隠れ家で味わう
赤酢香る本格江戸前寿司のコース料理
札幌市営地下鉄円山公園駅から徒歩3分のところに、その名店はある。長く垂れた真っ白な暖簾をくぐると、日常の喧噪から隔てられた別世界。和の趣とモダンな意匠が調和した空間には、心地よい時が流れている。選び抜かれた旬の恵みと、職人の技が織りなす至高のひと時を味わえるカウンター8席だけの特別な舞台。それが〈すし あお〉だ。訪れる人を雅やかな美食の世界へと誘う。
ここでは、本格的な江戸前寿司と四季折々の旬の食材を生かした料理の17品からなるコース料理がいただける。寿司は江戸前の風格が漂う赤シャリで、用いる赤酢はオリジナル。兵庫県養父市にある但馬醸造所と提携して無添加で醸された深いコクのあるものを基調に、数種類を配合。米は、岐阜の白鳥ファームと提携し厳正なる管理のもと岐阜県だけでしか栽培されてない大粒の「ハツシモ」を使用している。粘りが少なく粒立ちがよい米は、シャリのために生まれたような存在。シャリのうまさを最大限に引き立てるネタとなる魚介類は、主に札幌中央卸売市場で目利きが選んだ新鮮なもののほか、マグロは豊洲の専門業者から選び抜いたものを仕入れている。積丹町の漁師さんから直接仕入れる天然の北ムラサキウニは、6月から9月の限られた時期だけに味わえる至福の美味。北海道屈指の甘みと風味を誇る逸品だ。選び抜かれたネタとふくよかな酢の香りと凛とした粒感のあるシャリ、その出会いが店主 門脇淳氏の確かな腕と清らかでしなやかな感性によって至高な握りへと装いを変えて行く。
一品料理で特に好評なのは、江戸前の伝統を受け継ぐ玉。芝エビの風味とスフレのようななめらかで柔らかな口当たり、ほのかな甘みが口の中で渾然一体となって格別な余韻を残す。さらに食事を締めくくる自家製デザート「豆乳とレモンと酒粕のシャーベット」は、さっぱりとした口当たりの中に深いコクを忍ばせ、最後の一瞬まで贅沢な時間を演出してくれる。
ひと貫ごとに物語を紡ぐ和風モダンの隠れ家〈すし あお〉。記憶に残る一夜を約束してくれる。
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 店舗情報
すし あお
| 住所 | 北海道札幌市中央区大通西24-2-3 プレミエール円山102 | 
| 電話番号 | 011-676-6203 | 
| 営業時間 | 平日コース1部制  18:30~20:30 土日祝コース2部制 17:30~19:30/20:00~22:00 | 
| 平均予算 | コース16,500円 | 
| 定休日 | 水曜日 ※他月2回程度不定休あり | 
| ホームページ | https://sushi-ao.com/ | 
| https://www.instagram.com/sushi_ao33/?hl=ja | 
※平均予算は税込み金額の目安です
