グラスアート藍

「GUSUKU」シリーズの横長皿は力強さも感じさせる14,300円
透明な沖縄の景色を宿す器たち
やんばるの森のガラス工房
沖縄の自然が持つ膨大なエネルギーを感じるやんばるの森。この森の麓に〈グラスアート藍〉の工房兼ショップがある。沖縄に魅せられ移住した母娘の二人三脚からスタートしたこの工房の作品は、当時の琉球ガラスの主流であった「原色使い」と一線を画した、ガラスの透明感を活かした作風に特徴がある。
沖縄の文化や自然に根差した伝統工芸・琉球ガラスの製法を大切に継承し、そこに、これまでにない斬新なデザインと新たな素材感、フォルムを宿し、すぐれた芸術性と機能性を併せ持つ作品は、他のどこにもない、ここでしか出逢えない希少性の高いもの。大量生産ではなく、一切の妥協無しに、一点ずつ製作者自身の手で作ったものにこだわり販売することも、〈グラスアート藍〉のスタイルだ。
工房のテーマは「透明な沖縄の景色を、ガラスに写し取る」ことにある。慶良間の海の美しい珊瑚礁をモチーフとし、「沖縄の海をまるごと持ち帰っていただこう」というコンセプトで生み出された「LAGOON」シリーズをはじめ、風にそよぎ、緑一面に染まるウージ(サトウキビ)畑が表現された「UJI」、沖縄のグスク(城)の表情に富んだ石垣をモチーフにした「GUSUKU」シリーズ等、沖縄の思い出となってくれることはもちろん、まだ沖縄を訪れたことが無い方でも、一つひとつの作品を眺めていると、気が付けば沖縄の風景が目の前に広がっているような…。そんな美しい体験をもたらしてくれる。他にもサスティナブルであることが高く評価され、2014年グッドデザイン賞を受賞した廃材の窓ガラスを再利用する「MINAMO」シリーズ等、注目の作品が次々に誕生している。

「GUSUKU」シリーズから。シックな雰囲気が素材の個性や美しさを引き出し、料理との相性がとても良い

「GUSUKU」シリーズのカップ。曲線美が印象的な沖縄の城壁を、立体的なカップで表現した作品 グラス8,800円

「流星」シリーズは、細い線と銀箔が重なり「流星」のように見えるデザイン。 日本らしい和の要素が込められた作品だ

「流星」シリーズは、晴れの日に日本酒を最高に美味しくいただく酒器として。徳利11,000円、 ぐい呑み8,250円、グラス11,000円

使い勝手も考えられた「MINAMO」シリーズ。 横長皿17,600円、角皿17,600円
店舗情報
グラスアート藍
住所 | 沖縄県名護市中山211‐1 |
電話番号 | 0980‐53‐2110 |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 火曜日 |
ホームページ | http://www.glassart-ai.jp |