パティスリー コゲツドウ

パティスリー コゲツドウ

創業70年。地元に愛される味を全国へ！
素材以上に素材の味を引き出す珠玉のスイーツ

　宇部市昭和町の〈パティスリー・コゲツドウ〉が「虎月堂」として創業したのは1953年のこと。70年にわたって地元のお客様に出来立てスイーツを提供し、愛され続けてきた老舗である。

　オーナーシェフは、3代目となる坂田龍太氏。父であり2代目の淳一氏の代に和菓子店から洋菓子店へとシフトするが、素材へのこだわりや製品と真摯に向き合う職人気質は3代にわたって受け継がれてきた筋金入り。本物の美味しさをご提供するために、美味しさを生むためのひと手間を惜しまない。 “素材以上に素材の魅力を引き出すこと”をモットーに、持ち味をいかにして引き出すかを日々研究し、美味しさを追求する姿勢から生まれた名品は数多く、それぞれにその味わいを愛するファンがいる。4代続けて同店に通うお客様もいるほどだ。

　看板商品は毎日400〜500個を売り上げる包装シュークリームで、最高で1日に4500個を記録したことも。極薄のシュー皮ととろける秘伝のカスタードがたっぷり詰まったこのシュークリームは、地元では知らない人のいない、おやつやご進物の定番品になっている。ひと手間も二手間もかけて仕込むプチガトー、宇部産の米粉を使ったサブレをはじめ、ほろ苦いキャラメルと栗の甘さを調和させたドゥミセック「山猿の栗拾い」は、地元・永山酒造の「煉瓦蔵貯蔵 山猿」をたっぷりしみこませた逸品で、2020年JALファーストクラス機内食のデザートにも選ばれている。

　「今後は地元のみならず、全国に向けてこだわりを持ったスイーツを発信していきたいと思っております」と、龍太氏。厨房では、龍太氏と共に2代目オーナーの淳一氏も腕をふるい、これからの展開にますますの期待がかかる。宇部空港から車で約5分ほどの静かなエリア。フランス菓子の店でありながら和モダンな雰囲気を残し、幅広い層のお客様が気軽に来店いただけるように配慮されている。一部オンラインでご購入いただけるので遠方の方も是非ご利用いただきたい。

店舗情報